大坂の学研都市線に「放出」という駅がある。現役時代の
最後の六年の京都勤務に先だって、大阪でも三年ほど勤務した
ことがあった。
初めてこの放出駅を通過した時、車内アナウンスで間違い
なく「ハナテン」と聞いた時は一種の感動があった。珍しい
読みの駅として有名だったからだ。
一昨日の朝日新聞土曜版「47都道府県の謎」は大阪編。
「放出」は、幾つもの河川が流れ込む沼沢地から「水を
放ち出す場所」が起源と言う。
「大阪の『駅名』の謎」など地名に関する著書が多い
谷川彰英氏は、京都や奈良にも難読地名、駅名が多いが、
大阪にも多いのは、縄文・弥生と奈良・京都の間には
「大坂の時代」があったからという。
では、喜連瓜破、鴫野、柴島、牧落、樟葉、私市、
土師ノ里、布忍、栂・美木多、百舌鳥、いずれも駅名。
さて、何と読む。
鴫野、樟葉、百舌鳥は読めるが、他は?である。
江戸川の散歩、新しい橋の工事風景。
土手下の橋台工事のためか迂回道路がほぼ完成
対岸近くの流れの中、河川敷最後の橋台工事が真っ盛り
三郷側の土手下、土手からほぼ地面に降りる橋台
現場に貼られる航空写真に、橋と前後の道筋を黄色で
入れてみた。対岸奥の端は既設道路の上を走る。