じんべえ時悠帖Ⅱ

薔薇は心のパン

 今日で5月も終わり。大谷翔平が10試合ぶりの14号ホームランを

打った。シーズンを約6か月とすれば今年も40本は行けそうである。

確か盗塁も13か14は行っている。このまゝ行けばメジャーリーグ初の

40本塁打、40盗塁の記録に期待がかかる。

 NHKの朝ドラ「寅に翼」も丸2か月、全体6か月の1/3を過ぎた。

日本で最初の女性弁護士、女性裁判官となった三淵嘉子の生涯を描く

ドラマだが、戦後に入ったところである。

 念願の弁護士となったが依頼人から「女には任せられない」と悉く

断られ傷心の日々を過ごす。身を固めるのが一番と結婚するが状況に

変わりはなく、戦雲濃く依頼も減った弁護士事務所を辞職する。

 終戦となり、招集された夫が戦地で病死していたことを知り二重の

傷心で戦後の混乱に揉まれるが、新憲法の「法の下の平等」に発奮し、

初の女性裁判官を目指すところである。

 

 今朝の「天声人語」で、1912年の米国での労働争議「パンとバラの

ストライキ」が紹介されている。織物工場で働く数万人の移民労働者が

過酷な労働環境の改善を訴えて2か月ストライキ。多数の逮捕者が出たが、

最終的に労働者側の勝利となった。

 その時のスローガンが「私たちはパンが欲しい、バラも欲しい」だった。

バラは尊厳を意味する。今日のスナップは街中のバラたち。


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コメント一覧

jinbei1947
ワイコマ様
この労働争議の史実の物語「パンとバラ」では、移民労働者の母親が
「パンだけじゃない、心や魂にも食べ物いる・・・、私たちにはバラが
なくては」と語る場面があるそうです。
ykoma1949
「パンとバラのストライキ」はじめ知りましたが、パンとバラ
がどんな??と思いきや、織物工場で働く数万人の移民労働者達
の殆どは女性が多かったんですね~ 女性にとっては、パンも
魅力、そして薔薇の花も超魅力だったんでしょうね~
薔薇の花の時期になりましたね~こちらでも各地でバラが咲き
人を集めているようですが・・雨で、日程日時が組めません
信州の薔薇も見てあげないと・・
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