スポーツの秋、プロ野球日本シリーズは59年ぶりの関西対決が
決まった。共にシリーズ戦優勝同志の阪神とオリックス。CSで
下剋上がなかったのは良かった。
明け方に行われていたW杯ラグビーの準決勝第2戦、南アフリカ
が残り5分で9点差を逆転し決勝へ進出、2連覇と最多優勝を狙う。
先にアルゼンチンに勝ったニュージーランドとの決勝戦となった。
満30年のサッカーJリーグも各チーム30試合目を終わり残り4節。
首位の神戸、2位横浜マリノス、3位浦和、4位名古屋までが優勝
の可能性。しかし、浦和、名古屋は残り全勝しかあるまい。
成田街道5日目(最終)の様子。京成佐倉駅から路線バスで前回
ゴールの順天堂記念堂前に着くと7時半。真っすぐ東へ向かうと一旦
右手の旧道に入ってすぐ抜ける。その角にお地蔵さんが2体並ぶ。
旧道を抜けた交差点で今度は左手の旧道に入る。10分ほど
静かな旧道を歩くと清光寺の向かいに「本(モト)佐倉城跡」の
案内板がかかる。
ここから1キロ以上先であるが、今日はゴールの成田で泊り
なので寄り道大歓迎。
道は整備されているが次第に急な下りとなる。戻りは当然の
上り坂。今日もアップダウンが多いのかも。道祖神を過ぎると
下り切って城山にぶつかる。
その突き当りの大きな案内板の俯瞰図。15世紀に房総半島を
支配した千葉氏の2番目の居城。東西800m、南北700mの広大な
城郭で全部で10の郭(クルワ)から成った。
黄色の線で渦巻くように上り、一番上の「奥の山」に向かう。
奥の山は信仰篤い妙見宮が置かれたところで、居城としての
本丸は谷を挟んだ向かい側である。
山裾を反時計回りに上り、妙見宮跡である奥の山に着く。
麓からの比高は30メートルほどだが眺望はよいとは言えない。
涼しい朝方の服装から昼間用に着替え、おにぎりの朝食とする。
来た道を戻り街道に出ると9時半。1時間半の長い寄り道と
なった。佐倉市街の南部を通って来た国道296号に一旦出るが、
すぐ上本佐倉の交差点を左折して旧道に入る。
今までの東向きが北向きの道となってすぐの小さな大鷲神社は
酒々井(シスイ)宿の鎮守。このあたりQRコードの観光ナビが必ず
付く。
街道らしいゆったりとしたカーブ、酒々井宿の始まりである。
今まで「酒々井」はササイと思っていたが「シスイ」であった。
次回はその酒々井宿から。