一昨日の夕食時だった。少し前から雷が鳴っていた。
突然、横殴りの豪雨が居間のガラス戸や隣の図書館の屋根を
叩きつけた。
バシャバシャと言うよりビシビシというものすごい音だ。
慌てて雨戸を立てようとガラス戸を少し開けると「ゴーッ」
という音も聞こえる。
ほどなく収まり「今のは何だった?」と家族で首を傾げる。
翌朝、近所の噂話で「竜巻」だったと聞いて納得すると共に、
竜巻も他人事ではなくなったなと実感する。
昨日の午後(夕方?)のニュースでは、3キロほど離れた
三郷ジャンクション近くで「竜巻発生か?」といい、数十軒
の屋根などに被害が出たことを知る。
ジャンクション近くの市営競技場内のコートで試合中の
少年サッカーの監督が撮ったというスマホ動画では、空を
飛ぶトタンの様なものが映る。
サッカーのゴールも飛んで、危険を感じた監督や保護者
が子供たちに覆い被さったという。そう、少子化の現代、
「子供を守れ!」である。
今朝の地方版では、我が家から南東3キロの三郷ジャン
クションから、我が家を越えて4キロほどの範囲を竜巻が
通ったという。我が家の真上も通った訳だ。
もしコロナ禍がなければ、三郷市営陸上競技場では東京
五輪に参加するギリシャの選手たちが調整や練習をしていた
はずである。(市のHPから)
一昨年完成したこの陸上競技場を今年2月、ウォーキング
目的で初めて見に行った。
その脇の多目的広場(下の写真手前)で少年サッカーが
行われていた。駐車場までゴールが飛んだというから、
少なくとも数十メートルは空を飛んだことになる。
また、メインスタンドの遮光用可動シートもズタズタに
千切れたという。
幸い、我が家には(今のところ)被害はないようだ。
お見舞いの連絡をいただいた皆さんには、この場を借りて
御礼申し上げる。