京都2日目(10/25)、曇のち雨がパラついた前日と打って変わって
快晴となり暑いくらいの日となった。八条口近くのホテルを出て京都駅の
コンコースで北側(烏丸口)に出る。
京都赴任時代、京都駅に近い東本願寺(お東さん)には何度か入って
いるが西本願寺(お西さん)は門前の堀川通を車で通るだけだった。
七条堀川の交差点を渡ると西本願寺の南隣の「興正寺」。
本願寺と同じ浄土真宗の寺であるが、聖徳太子の事績に因む「正しい法
を興しさかえさす」をモットーにする真宗興正寺派である。本願寺のミニ
チュア版とも言える境内をざっと見て「お西さん」へ向かう。
興正寺と西本願寺の間、唐門に向かう「北小路通」は築地塀に挟まれ
北京の紫禁城(故宮)を思わせる。
御影堂門から西本願寺の境内に入る。目隠し塀は賊徒の直進防止か。
その背中側、堀川通を挟んで総門が建つ。昭和34年に堀川通の拡張で
移築されたという。
御影堂の右手が阿弥陀堂、これは東本願寺とは逆の配置となる。
天水(アマミズ)受けを支える餓鬼。肩に力こぶが盛り上がる。スロープ
を上って御影堂に上がる。
廊下を通って阿弥陀堂へ。
廊下から京都駅方向を眺める。
境内奥の殿堂本部から来たのだろう、信徒たち。
華やかな阿弥陀堂門から出る。
境内の隅の「太鼓閣」は壬生が手狭になった新選組が詰めたところ。
倒幕側の長州に縁が深い西本願寺としては我慢の十年だったという。
堀川通を渡って「お東さん」に向かう。続きは次回。