昨日のバーチャル日本一周ウォークの「臼杵市」の位置を間違った。
臼杵市は大分県である、訂正を下記に。
ブログ仲間にご指摘を戴いた、感謝である。
昨年の今日6月2日、台風2号接近の豪雨で越谷市の4千棟が浸水した。
埼玉県東部の江戸川、中川、綾瀬川が流れる一帯は、旧利根川が流れていた
ところで「中川低地」と呼ばる。
国道16号の地下50mに首都圏外郭放水路(長さ6キロ強、直径10m)が
掘られ、豪雨時の貯水機能により何度か浸水を逃れて来ている。下流域では
綾瀬川、中川、江戸川間のそれぞれの放水路により、豪雨時の水位調整を
図って浸水対策が行われる。
しかし、昨年6月2日の豪雨時、三郷排水機場のポンプ3台が停止して、
中川から江戸川への放水が出来ず、綾瀬川、中川が氾濫危険水位を超えた。
原因はポンプ回転軸を冷やす水回路のメッシュフィルターの詰まりだった。
3段階のフィルターの一番細かいメッシュ(0.5mm)に、川や田んぼに
多い33種類の植物の細い片がびっしりと詰まった。5台中3台のポンプが
停止し、200万立方メートルの水が排水出来なかった。
越谷市内の2河川の増水でそこに排水する内水排出ポンプ11施設が停止
していたことが、三郷排水機場のポンプ停止(植物片詰まり)に影響した
かどうか微妙なところという。詳細な分析、対策が急がれる。
三郷排水機場(今年3月撮影)
5台のポンプの排水能力は毎秒200トン(立法メートル)だから
25mプールの水を1、2秒で排水出来る。