不眠・耳鳴り・・・検査は正常です。様子を見ましょう。ストレスでしょう。

このように言われるのは、未病です。解決の糸口が見つかります…

高血圧、のぼせ症状

2017年12月07日 | 高血圧、のぼせ症状
自律神経活性療法(ゆどう術)の 
薬を使わない富永しゅうかんです。

3か月以上続くのは自律神経が原因。
自律神経に起因する内容を書いてゆきます。

詳細に関してはメールにて。迅速返信します。

自律神経・遠隔治療を受付てます。
PC版では絵が動きます。

こんにちは

「よくわかる自律神経失調症」  
本文より連載
457頁
「高血圧、のぼせ症状」


二十三歳の男性。この方は本態性高血圧症のために、頭に血がのぼってボーッとなり、頭が
のぼせてしまう。日の疲れがひどく、これらの症状を治したいと言っておられた。

病気のきっかけとしては、現在就業している職業に関係があるようにも思えると話された。
仕事の内容は一般的な事務職。本人が記入された血圧は九〇〜一三七であったが、

 一回目の治療のとき治療前90〜129、治療後七〇〜一二〇。二回目の治療後の血圧は七〇〜一二〇、脈拍は六〇であった。治療をした後には、これまで気がかりであった足の冷

えがなくなり、ポカポカと温まってきたと言われた。この方の場合には症状から自宅治療を併用しながら通って来るという前提で、一月二十一日、二月四日、二月二十四日に定期的に

通って来られた。治療を継続しているうちに血圧も安定してきた。のぼせ、めまいなどの症状もしだいに消失していった。この本態性高血圧症というのは、身体各部の毛細血管を運動

させている自律神経のうち、交458頁感神経が緊張している状態が続き、その結果、毛細血管の中を循環している血液が停滞(目づまり) になって生ずる症状である。

そのために、生まれつきの器質的(体の構造上のもの)と解釈して本態性高血圧症とよばれ
ている。症状の現われ方はさまざまで、人によっては顔面の血管だけが拡張したりするの

で、人前に出たり、上気すると緊張から顔が赤く(赤面症)なることもある。正常では女性の場合は極端な羞らいのときにも生じる。健康な人でも緊張したときに、この傾向は認めら

れる。しかし、自律神経失調になると、特別に条件が無くてもある時突然、血圧が上昇したり、体の一部(顔面など) の血管が拡張し、日常生活に支障を生じてくる。

平均五〜一〇回位の治療によって、自律神経内の血管運動神経核を正常状態にすれば回復す
Zつ。日常的には血圧値が高くなくても、何かをしようとしたり、運動の準備姿勢などに移

るとき急速に血圧が上りすぎて、そのときに頭がボーッとなって、人によっては激しい頭痛を訴える方がおられる。これらは若い人に生じやすい血圧変動タイプの高血圧症である。

慢性的自律神経失調が459頁あると生じる。こうした病気になると本人は非常に厄介な難病にかかったと思い込んでしまうのだが、私はたくさんの治癒例を持っている。

富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・よくわかる心の病
他11冊・ホームページで無料で読めます。