不眠・耳鳴り・・・検査は正常です。様子を見ましょう。ストレスでしょう。

このように言われるのは、未病です。解決の糸口が見つかります…

追われてる感じ・・パニック・・・短期に回復

2017年12月29日 | めまい
自律神経活性療法(ゆどう術)の 
薬を使わない富永しゅうかんです。

3か月以上続くのは自律神経が原因。
自律神経に起因する内容を書いてゆきます。
自律神経失調の回復中に「釣り」をお勧めします。

詳細に関してはメールにて。迅速返信します。

こんにちは、
「めまい(メニエール)・吐き気・不眠の治療」から連載です。



45頁
べなくなった。そこで「これはおかしい」ということになって、両親が内科病院へ連れて行っ
た。心療内科へ回され、そこでM ・0君は鬱病と診断をされた。このように本人が何もしない

状態になると、鬱病と診断されるのが通常である。それは鬱病に似ているところがたくさんあ
るからだ。――網様体賦活系機能低下―― 。

私の所に相談に来られたときに、いろいろ尋ねてみると、M ・0君は自分なりの理由をぽつ
りぽつりと話した。

「ただ、話したくないのは、話し始めると、目がグラグラしてきて体がきついから、頭痛が
ひどいからです。」と答えた。

私は、これは自律神経失調性の網様体賦活系の活動低下から大脳皮質の自発力が低下してい
る、自分で物事を考えてやっていくという能力が低下していると判断をした。

M ・0君は食事をしないために、体が細くてひょろひょろとしていた。だが回復の見込みは
ある。私は施療をお引受けすることにした。

M ・0君の母親は、お節介やきでまことに口うるさい。この状態も強迫神経症の症状であり、
子供のすることについてもせっついて、せっかちで、物事をすぐやってしまわないと気になっ

て仕方がない、あとでやるような状態にしておくと他のことが手につかないという。子供の動

46頁
作や言葉の一つ一つまでが非常に気になって、いちいち口を挟んでくる。

わずらわ子供には煩しいという表現が適切にまだできないし、おとなしい子供の場合は、
 ″黙っていなさい″といわれれば反発する言葉もだせないものだ。

母親のヒステリーをじっと耐えているしかない。とくに男の子に多くみられる。
こうした心理的な圧迫は、しだいに脳の中心部にある自律神経の働きをおかしくさせて、

さらには肝臓、腎臓、副腎、これらの機能低下まで惹き起こして、ストレスに正常に対抗
できなくなるのだ。

子供でも自発的に行動をおこすとき、また、学校の登校時間を守らなければならないという
とき、強迫神経症の場合には機能的に体の状態が萎縮低下して正常に行動できなくなってしま
うのである。

富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・よくわかる心の病
・登校拒否・出勤不能
・めまい(メニエール)・吐き気・不眠の治療
・パクパク食べて糖尿病の治療
・日本人の正しい性生活と悩み治療
・めざせ自律神経活性療法師
・退院後のリハビリの実際(楠葉図書館音声テキスト採用)

追われてる感じ・・・短期に回復

2017年12月28日 | 追われている・・脅迫神経症
自律神経活性療法(ゆどう術)の 
薬を使わない富永しゅうかんです。

3か月以上続くのは自律神経が原因。
自律神経に起因する内容を書いてゆきます。
自律神経失調の回復中に「釣り」をお勧めします。

詳細に関してはメールにて。迅速返信します。

こんにちは、

追われてる感じ・・薬を使わず・・短期に回復


43頁
非常に勉強好きな子供だと両親は満足、 ニコニコしていたが、このときすでに正常な状態で
はなかったということが分かっていなかった。

病気に対しての知識もないし、失調症のことも知らなかった。M・0君は活発で返事もはき
はきとして、家のこともよく気がついた。よく勉強する。外見上はまったく異常が認められな

いのである。
しかし、これが交感神経緊張の状態であって、自分で塾を探してきて行き始めるということ

は、M・0君の心理的な内面を注意ぶかく観察すれば、彼がじっとしておれない、ゆったりと
した気分になれない、何かに追いまくられているということが理解できる筈である。
これは一
種の強迫神経症(脅迫ではない)、何かをしないといけないのではないか、何かをしてないと、
遅れるんじゃないかという強度の強迫感念にとりつかれているためである。

目に見えない何ものかに迫られているような精神状態となって、次から次へと手当りしだい
にいろいろなことをし始めなければ落ち着けないのだ。

これはあきらかに神経症の症状である。ところが世間一般では、勉強に一生懸命になること
は良いとされている。この良いとされている習慣に問題がある。

つまり、子供では勉強熱心、家のお手伝い、塾へ通うということでも自ら規準があり、
過度になると脳の機能を使い過ぎて

44頁
破壊していくことになる場合がある。
M・0君は中学に入ったとたん、学校に行く時間になると、何だか体がおかしくなってきて、

めまい、吐き気がしてくる、あぶら汗がにじみでてくるようになった。その時間帯が過ぎて、
学校へ行ってしまうとスーッと気分が回復する。

そういう不快な思いを毎日繰り返していたそうだ。
その間に症状はだんだん深刻になって、学校へ行く時間になるとソワソワ、イライラしだし、

学校へ行く時間になっても家を出られなくなり、学校へ行く時間帯が過ぎて、授業の始まる頃
になると、それまでの重い気分が消えてケロッとした表情戻るのだった。

それを見て両親は「おまえは、なんという怠け者だ。いままであんなに一生懸命やってきたのに、

中学に入って手をかえしたように怠け者になるとは、何ごとか。」と叱言をいったり、
お灸をして脅したり、お仕置をしたということだ。

そのうえに学校に連絡して、両親が校長室へ連れていって土下座をさせ反省させるというよ
うな手段まで講じたということであった。

しかし、それらはまったく有効な方法ではない。だんだんと本人は、学校に対して恐怖心を
抱くようになるだけである。

結果的には、M・0君は家から一歩も外に出なくなり、御飯も食・・・
次回へ続く・・・


富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・よくわかる心の病
・登校拒否・出勤不能
・めまい(メニエール)・吐き気・不眠の治療
・パクパク食べて糖尿病の治療
・日本人の正しい性生活と悩み治療
・めざせ自律神経活性療法師
・退院後のリハビリの実際(楠葉図書館音声テキスト採用)
・癒導医学自宅治療の実際
・回復記録集251代表例(1000頁)
・よくわかる心の病と自律神経失調症
・癒導術Ⅰ
・癒導術Ⅱ

追われる・・パニック・・短期に回復

2017年12月27日 | パニック・追われてる
自律神経活性療法(ゆどう術)の 
薬を使わない富永しゅうかんです。

3か月以上続くのは自律神経が原因。
自律神経に起因する内容を書いてゆきます。

詳細に関してはメールにて。迅速返信します。

自律神経・遠隔治療を受付てます。PC版では絵が動きます。

こんにちは、
著書「めまい・吐き気・不眠の治療」から抜粋して連載します。
前回の続き・・・

追われてる感じ・・薬を使わず・・短期に回復


42頁
現在、中学二年生のM ・0君は、午前中だけとか、また、体のきついときには、午後から二
時間、とにかく学校介何けるまでに回復してきた。

最初にM・O君が母親と一緒に、私の所へ来たのは一年半前。そのときの症状は鬱状態であ
って、何の話もできない。返事もできないという状態。彼は俯向き加減にぐったりとしていて、

体がだるく、ものすごく頭が重く感じられ、頭痛もあると細い声で訴えるのがやっとのことで
あった。

母親から話を聞いてみると、小学校五年生の頃に、とつぜん自分でいろいろな塾へ行くと言
いだした。

そして何力所かの塾に行き始めた。 一週にニカ所の塾通い、その他にも習いごとを一つ、週
三回通っていたという。

塾へ行って勉強するために時間を費し、学校の宿題が出来ないので、朝早く起きて学校の宿
題をしていたそうだ。

43頁
非常に勉強好きな子供だと両親は満足、 ニコニコしていたが、このときすでに正常な状態で
はなかったということが分かっていなかった。

病気に対しての知識もないし、失調症のことも知らなかった。M oO君は活発で返事もはき
はきとして、家のこともよく気がついた。
よく勉強する。外見上はまったく異常が認められないのである。
しかし、これが交感神経緊張の状態であって、自分で塾を探してきて行き始めるということ

は、M ・0君の心理的な内面を注意ぶかく観察すれば、彼がじっとしておれない、ゆったりと
した気分になれない、何かに追いまくられているということが理解できる筈である。
これは一
種の強迫神経症(脅迫ではない)、何かをしないといけないのではないか、何かをしてないと、
遅れるんじゃないかという強度の強迫感念にとりつかれているためである。

目に見えない何ものかに迫られているような精神状態となって、次から次へと手当りしだい
にいろいろなことをし始めなければ落ち着けないのだ。

これはあきらかに神経症の症状である。ところが世間一般では、勉強に一生懸命になること
は良いとされている。この良いとされている習慣に問題がある。

つまり、子供では勉強熱心、家のお手伝い、塾へ通うということでも自ら規準があり、
過度になると脳の機能を使い過ぎて・・


富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・よくわかる心の病
他11冊・ホームページで無料で読めます。

めまい・メニエール・・薬なしで短期回復の例

2017年12月26日 | めまい・メニエール
自律神経活性療法(ゆどう術)の 薬を使わない富永しゅうかんです。

3か月以上続くのは自律神経が原因。自律神経に起因する内容を書いてゆきます。

詳細に関してはメールにて。迅速返信します。

自律神経・遠隔治療を受付てます。PC版では絵が動きます。

こんにちは
著書「めまい・吐き気・不眠の治療」本文より連載します。

35頁
そのときは特別に何とも思いませんでした。 ″静かにデスクワークしているな″という感じでし
た。しかし、自分が病気を克服し健常になってみて、あのときのことを振り返ってみますと友

人に聞いてはっきりと判りました。『あの人たちは、特別に失策をしたわけでもなく、過去に
あっては会社に貢献した人たちです。長いサラリーマン生活の中で体を蝕ばまれて具合が悪く

なったもので、会社としても辞職勧告をすることもなく仕事も与えられず、ただ給料だけお払
いして、いてもらっている人なんだよ』という真相を聞かされましてね。

ああ、私も気付かないうちにそういう状態になろうとしていたのかと愕然となりました。
私の場合には、親戚縁者が揃って追い出そうとしていたから、たまらないで夜逃げを決心した

りしたけれども、病気の状態によっては、本社勤務という表面上のとりつくろいで、いわゆる
飼われている状態の不要社員になってしまうことだってあるのだなあとわかってきました。

いゃあ、怖い病気ですね。外見からはわからないし、本人だけが苦しみ続けて、薬の作用で
なんとか日常生活だけはできても、自分の能力を発揮する本当の仕事をすることさえ出来な

いのですからね。自分がああいう会社の中の福祉的存在になってしまったかも知れないと思うと、
ぞっとしますよ。」と隠されている残酷ばなしの一端を話された。

「私もそういう現代の医療の谷間のようなものはいくらか知っています。表面上は健常な人
36頁
とほとんど差違がないので、会社はクビにするわけにはいかないし、なるほど、そういうサラ
リーマン社会の変則的な状態も、世の中にはあるのですね。」

とメニエールの潜在的な病者の多数の苦悩があることを学ばせていただいたわけである。
いろいろな症状をあげたが、つまり、メニエール病になると、会社へ出勤することも出来な

くなったり、また、行っても執務することが不可能になる。
自律神経失調性肝機能低下の場合には、これは肝炎と違って肝臓が破壊されないので、

が行う検査ではGOT ・GPTが発生してこない。このために「肝臓は、正常ですよ。
とう判定をするのでぁる。もう一つ、会社へ行けない、あるいは学校へ登校できないという

ことには、自律神経失調症という状態になっている場合が多い。
私の経験では、この二つの病気が原因になっている比率が大きいといえる。

自律神経失調については、私の以前に出版した著書『よくわかる心の病気と自律神経失調症』
に詳しく掲載してあるので、本書では簡単に説明を加えておきたい

自律神経は、交感神経と副交感神経のペア、つまり一対がうまく調和をとって体の健康状態
を保っていく大切な働きをしている。
この項終了。次回へ続きます。


富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・退院後のリハビリの実際
 (楠葉図書館音声テキスト採用)
他11冊 


めまい・メニエールめまい・・薬無しで短期回復の例

2017年12月25日 | めまい
自律神経活性療法(ゆどう術)の 薬を使わない富永しゅうかんです。

3か月以上続くのは自律神経が原因。自律神経に起因する内容を書いてゆきます。

詳細に関してはメールにて。迅速返信します。

自律神経・遠隔治療を受付てます。PC版では絵が動きます。

こんにちは

著書より抜粋連載します。

33頁
した。
Fさんは、まだ自宅を売り払ったわけではない。不動産屋に頼んであっただけなので、住み
なれた自宅へ帰り、自信と勇気をもてるように、尋ねて来る人への応待の方法、喋り方も指導

をしてさしあげた。Fさんが帰宅してみると、親戚のものたちもやはり半分心配顔で訪ねてき
たということであ
った。
Fさんの病気の回復と一家の和気あいあいとした雰囲気によって、これまでのトラブルや妨
害めいた言語も全く消え失せて、もとの平和がよみがえってきたと喜んでおられた。

約一カ月後には、Fさんは会社へ元気に出勤し始められた。この時会社の上司から電話があ
り、回復の程度、仕事の与え方の注意点を聞いてこられた。

Fさんは会社では有能なビジネスマンだったから、会社でも復帰を喜んでいた。
十二月までの間に月二回来所された。そして十二月のボーナス支給日後においでになった。

「先生、ボーナスの三分の一を置いて行きましょう。」「どうしたんですか?」
「いゃあ、病気が続いていたら会社はクビになって、貰えなかったボーナスです。

本当に34頁
私たち一家を助けて頂いたお礼ごころですよ。施療費は、私の施療代、妻の分もお受けとりく

ださいましたが、子供たちを元気づけてくださったり、私たちに自信をつけていただき元気に
なりました。お金はまた稼げばいいと思いますので、ぜひ受け取っておいてください。
三分の
一は子供たちに、三分の一は女房にやりますよ。病気を克服できた喜びと自信が湧いてきまし
た。また来年、ボーナスが貰えるのですから、いいですよ。アッハッハピと笑顔とともに差

し出されるので、私も快く頂戴することにした。
「それにしても、大手保険会社のボーナスはもの凄い。三分の一でこんな額ですか。
すごく
豪勢なものですなあ。」と驚きながら、私は″では、頂きます″と有難く頂戴したしだいであ
Zり。忘れられないのは、そのときにFさんが泌々と述懐された言葉である。

「会社の中にも、この病気になったり、自律神経失調症になって、不本意にも窓際族的にな
っている人がいます。本社勤務ということで、かなり多くの人たちが、給料だけを貰い、
会社
へ出てくるだけ。仕事が出来なくてブラブラと時間だけ過して帰っていく状態です。
そういう人たちがたくさんいることが、病気をして初めてわかりました。

私も、病気になったころ、最初に本社へ勤務してくれ、というような話があったので、
 一度行ったことがあるんですが、そ・・・・

著書「めまい・吐き気・不眠の治療」本文より連載します。


富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・退院後のリハビリの実際
 (楠葉図書館音声テキスト採用)
他11冊