不眠・耳鳴り・・・検査は正常です。様子を見ましょう。ストレスでしょう。

このように言われるのは、未病です。解決の糸口が見つかります…

頻尿、行動意欲が湧かない

2017年12月06日 | 頻尿
自律神経活性療法(ゆどう術)の 
薬を使わない富永しゅうかんです。

3か月以上続くのは自律神経が原因。
自律神経に起因する内容を書いてゆきます。

詳細に関してはメールにて。迅速返信します。

自律神経・遠隔治療を受付てます。
PC版では絵が動きます。

こんにちは
452頁「頻尿、行動意欲が湧かない」


この方は、人には言えない頻尿症状に悩まされ、困り果てておられた。そのほかにも、何ごとに対してもやる気が出ない、ひどい生理痛、頭痛などを訴えておられ

高校一年生の頃に学校で突然腹痛と下痢が始まり、その後も下痢状態が収まらず十分おきに
トイレに行きたくなるので、学校へも行けなくなった。この下痢症状は頻尿とは別に後で生

じた症状であった。また、頻尿症状も長期間経過すると治療にも時間がかかる。この方は当研究所から電車で二時間くらいかかる所に両親と住んでおられたが、ニカ月間通って来られ

た。治療を始めて一〇回目位までは変化が現われなかった。そのために中途でやめようかと思ったということであった。しかし、両親が「ここしか治してもらえる所はないのだから、

治るまで頑張りなさい」と言って励ますので、本人もいろいろと考えて、ここしかないのだから頑張るように自分にいい聞かせて通って来ておられた。

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二月になって、少し体調が良いような気がしてきた。以前ほどトイレに行かなくなったよう
に思えると言っておられた。失調症の回復経過はこのように段階的に除々に回復していく。

ある日突然にピタリと症状が解消することはぁり得ない。四月十三日の治療のあとでは「これまで気がかりでならなかった頻尿症状もあまり気にならなくなり、体調も非常に良くなり

ました」と言っておられた。五月二日には、「トイレに行く間隔が長くなってきた。これまでは頭痛や下痢ぎみであったが、これも取れてきたようです」と言われる。

五月十八日には、「体調もほとんど良い時と変わりなく、体重も一キロ増えて五〇キロにな
ってきた」と言われる。六月になると、頻尿症状はほとんど消失した。

それ以後、七月、八月、九月と完全に治ってしまうまで、私の指導事項を守って治療を続け
られた。四月頃からは二週間に一度ずつ来所されるように指導し、自宅でも毎日のように、

あるいは一日おきに自分で自宅治療を続けていた。
454頁
その時は来所されるのも月二回というようになって、治療期間は一年半くらいかかった。こ
の方からは年賀状をその間二回いただいたが、変り無く元気で、疲れた時は自宅治療を優先

するようにしているとの事。最初にご相談に来られたときには、身体がむくんでおられたが、回復されたときには容姿全体がスリムになって、体重が増えたのに身体がスリムになっ

たということを非常に不思議がっておられたが、そのときの様子がいまでも記憶に残っている。

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