沖縄対策本部

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沖縄対策本部■7・4台湾船尖閣諸島沖領海侵犯事件は第三次国共合作の始まりか?

2012年07月06日 13時21分32秒 | はじめての方へ

 

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■「沖縄対策本部」 ~沖縄を左翼から取り返さなければ日本の未来は無い~
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■7・4台湾船尖閣諸島沖領海侵犯事件は第三次国共合作の始まりか?

7月4日の台湾の活動家を乗せた遊漁船の尖閣諸島の日本領海への侵入事件は、今までの動きとは大きく異る点が沢山あります。


■台湾海洋巡防署の巡視船、巡視艇の護衛

まずはFNNのニュースで事件の概要を御覧ください。

<尖閣諸島周辺の接続水域で海保巡視船と台湾の巡視船が接触(FNN 12/07/04) >

 

サーチナという中国専門のサイトではもう少し詳しく報道しています。

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<尖閣諸島沖に台湾船が侵入、巡視船の接触は「故意ではない」>
(サーチナ 2012/07/05(木) 08:55)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0705&f=politics_0705_003.shtml

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沖縄県・尖閣諸島(台湾名・釣魚台、中国名・釣魚島)の領有権を主張する台湾の活動家らが乗った遊漁船と、これを護衛する台湾の海岸巡防署(海上保安庁に相当)の巡視船が4日朝、同諸島の魚釣島周辺の日本領海に侵入した。遊漁船が引き返すさい、日本と台湾双方の巡視船が接触したが、台湾側は「大した損傷はなく、日本側も故意ではなかった」と説明している。(以下省略)



尖閣諸島海域に領海侵犯したのは、活動家の船だけではなく、台湾の海洋台湾の海洋巡防署の巡視船などもいっしょに領海侵犯してきたのです。海洋巡防署はこの小さな船を護衛するためにだけに、巡視船「和星」「連江」「巡護六号」と巡視艇「PP-10018」「PP-10033」の計5隻を派遣したのです。そして、日本の海上保安庁が活動家の船に臨検するために乗り込もうとした時、台湾の海洋巡防署の隊員3名が乗船を阻止したとのことです。また、台湾の巡視艇には電光掲示板で、いままでは、台湾活動家の出港を阻止してきた海洋巡防署が一転して全面協力するような体制になっていたのです。


 ■台湾側の巡視船が、電光掲示板を使って「台湾の領海内」と主張

<尖閣諸島台湾巡視船接触事故 大きな電光掲示板で領海を主張(12/07/05) >

 

尖閣諸島周辺の接続水域で4日、台湾の巡視船が海上保安庁の巡視船に接触した事故で、この台湾側の巡視船が、大きな電光掲示板を使って「台湾の領海内だ」と主張していたことが、新たに明らかになった。

4日、接触事故を起こした台湾の巡視船の船体には、接触による傷が確認できた。
船体上部には、電光掲示板があり、「ここは中華民国(台湾)の領海だ」と、中国語や日本語で表示されていた。
日本側から、領海の外へ出るよう警告された際も、同様の表示があったとみられている。
台湾の巡視船が、こうした電光掲示板を使って領有権の主張を行うのが確認されたのは初めて。
東海大学の山田吉彦教授は「台湾の巡視船が、電光掲示板を準備してくるというのは、今回、初めてのケース。衝撃を受けています。台湾も、積極的に日本に対して尖閣諸島の領有権を主張してくるという可能性が出てきました」と話した。
接触事故は4日、尖閣諸島周辺の接続水域で起き、巡視船は、日本の領海内で、台湾の活動家を乗せた遊漁船を保護していたとみられている。
これについて、台湾の当局は「意図的な接触ではなかった」と主張している。



台湾の巡視船までが、中国と足並みを揃えるかのように、日本に対して強固に尖閣諸島の主権を主張しはじめたのです。これは、日本にとっては大きな衝撃です。

 

 ■隠密な出港ではなく、テレビ局の取材協力を得た出港だった。

 さて、台湾から出港した保釣活動家について大陸側の中国ではどのように報道しているのでしょうか?鳳凰網の動画サイトに海上保安庁との睨み合ったシーンが掲載されていました。

 

<台湾保釣船と日本の船舶の対峙シーン(鳳凰動画20120705)>

 

 

 この動画を見て驚いた事があります。この写真で船室でマイクを持っているのは、世界華人保釣聯盟の会長の黄錫鱗という人です。そのマイクにテレビ局のマークがついています。これはフェニックスTVのマークです。つまり、今回の出港は秘密裏に行われたのではなく、テレビ局の協力を得た出港だったということです。


■中華民国旗ではなく、五星紅旗を掲げた台湾活動家

次に、サーチナに冗談のような話が掲載されています。 

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<尖閣沖に侵入の台湾活動家、中華民国の国旗は「忘れた」>
(サーチナ 2012/07/05(木) 12:47)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0705&f=politics_0705_013.shtml

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尖閣諸島(台湾名・釣魚台、中国名・釣魚島)の領有権を主張する台湾の活動家らが乗った遊漁船が4日午前、「主権を示すため」に同諸島の魚釣島に接近した事件で、この活動家は中華民国(台湾)の国旗を持っておらず、中国の五星紅旗を携えていたことが分かった。台湾の通信社、中央通訊社と5日付の台湾紙、自由時報が伝えた。

尖閣諸島の領有権を主張する台湾や香港、中国などの民間団体で作る「世界華人保釣聯盟」の黄錫麟会長らメンバー3人は、遊漁船「全家福」に乗りこみ、4日午前に魚釣島に接近した。船には活動家のほか船員ら計9人が乗っていた。
「全家福」は4日午後6時ごろ、台湾北部の深澳漁港に帰港した。黄会長は「今回の主権と漁業権の誇示は成功だった」と成果をアピール。「一時は釣魚台(魚釣島)から10メートルのところまで接近したが、日本船に阻まれたので、たずさえて行った(中国国旗の)五星紅旗を海に捨てた」と話した。
台湾メディアから「どうして中華民国の国旗を持っていかなかったのか?」と質問されると、黄会長は「同行者に準備するよう言ってあったのだが、彼が忘れた」と釈明した。(編集執筆:阪本佳代)


 

今回出港した活動団体のトップである黄会長は、「今回の主権と漁業権の誇示は成功だった」と成功宣言をしていますが、中華民国の国旗を掲げることはなかったわけです。という事は、中華民国の領土だと主張することが今回の活動の目的ではないといっているに等しい発言だと感じます。

実はこの記事には「台湾の活動家」とも書かれていますが、

「尖閣諸島の領有権を主張する台湾や香港、中国などの民間団体で作る『世界華人保釣聯盟』

という説明もあります。では、この『世界華人保釣聯盟』とは何でしょうか?

 

■「台湾」「香港」「中国」で密接に連携している「政界華人保釣聯盟

『世界華人保釣聯盟』は、2012年1月2日に発足しました。

<公式サイト> http://www.wcaddl.org

もともと、尖閣諸島の領有を主張する団体は、台湾、香港、中国と別々にありました。現在でもそれぞれの団体の公式サイトがあります。

中華保釣協会(台湾) http://www.97119.org

保釣行動委員会(香港) http://www.diaoyuislands.org/

中国民間保釣連合会(中国) http://www.cfdd.org.cn

これらの団体を一つに束ねたのが『世界華人保釣聯盟』です。この団体が設立されて依頼、3団体で情報が共有され、同じ情報がそれぞれのサイトに掲載されるようになりました。

 

驚くことにこの活動を報道した環球網(人民日報傘下)のトップページには台湾活動家が尖閣諸島近くで五星紅旗を翻している写真が掲載されていました。


<日本語訳:台湾保釣人士、尖閣諸島の10メートル前で五星紅旗を掲げる>

 

お忙しい方のために、世界保釣華人連盟のサイトの家がアップした動画から五星紅旗を掲げるシーンのみを抽出してアップしました。

<五星紅旗を魚釣島前で掲げる世界保釣連盟活動家(2012・7・4) >

 

このように台湾の世界保釣華人連盟の活動家は、魚釣前近くで中華民国の国旗ではなく、中華人民共和国の国旗である五星紅旗を掲げたのです。

 

■【人民日報】「釣魚島防衛」運動は政治・外交面で両岸初の暗黙の協力

では、こんかいの台湾を出港した活動に対し、中国政府はどのようなコメントを発したのでしょうか?

人民網日本語版に外交部のコメントが掲載されています。

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<外交部:「釣魚島防衛」人員の安全を脅かさぬよう日本側に促した>
(「人民網日本語版」2012年7月5日 )
http://j.people.com.cn/94474/7866470.html

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 外交部の定例記者会見で4日、劉為民報道官が質問に答えた。
 --台湾の「釣魚島防衛」船が本日釣魚島(日本名・尖閣諸島魚釣島)海域に入ったことについてコメントは。
 釣魚島とその付属島嶼は古来中国固有の領土であり、中国が争う余地のない主権を有している。中国は引き続き必要な措置を講じて釣魚島の主権を断固として守る。われわれはすでに、台湾住民を含む中国側人員の生命や財産の安全を脅かすいかなる行動も取ってはならないと日本側に促した。(編集NA)
 「人民網日本語版」2012年7月5日


 

この報道官の発表は既に台湾が中国の一分になった可能ような発言です。

人民日報には、長い論文が掲載さてれいました。このタイトルも「両岸民衆の怒りを招く」というタイトルで中国と台湾が一体になったような表現をしています。「両岸」とは、台湾海峡を挟んだ、大陸側の中華人民共和国と台湾の中華民国のことを意味します。日本の行動は、その台湾と中国の両方の怒りを招くという意味のタイトルです。

以下、一部を抜粋して掲載します。URLをクリックすると全文をご覧いただけます。

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<釣魚島問題:日本のすることなすことが両岸民衆の怒りを招く(抜粋)>
(人民網日本語版」2012年7月5日)
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2012-07/05/content_25826836.htm
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釣魚島は中国の領土であり、具体的には台湾宜蘭県の一部だ。これは馬英九氏の博士論文のテーマでもある。釣魚島に対する台湾の行動には理由があり、筋が通っていると言える。「釣魚島防衛」運動は政治・外交面で両岸初の暗黙の協力と言える。


 

この人民日報が述べているのは、台湾で尖閣諸島を自国の領土だと主張する民間運動を始めたのは馬英九総統であり、現在、尖閣問題については台湾と中国では外交的、政治的に暗黙の協力関係にあるということです。


■第三次国共合作の始まりか?

これまで述べてきたように、今回の世界保釣華人連盟の出港は、今までにない多くの新しい状況がありました。

  • 「台湾海巡海署の巡視船の護衛」
  • 「台湾海巡海署巡視艇の電光掲示板を使用した領海主張」
  • 「フェニックスTVの取材協力」
  • 活動家の五星紅旗の掲揚
  • 中国での五星紅旗掲揚の写真掲載
  • 「中国外交部の応援コメント」
  • 「人民日報の尖閣問題は両岸暗黙の協力発言」

 

これらの客観状況を見ると、尖閣問題に関しては台湾は完全に中国共産党の手に落ちたかのように見えます。

私は、いままで、中国共産党は、

「尖閣諸島は台湾のもの」「台湾は中国のもの」だから「尖閣諸島は中国のもの」

という三段論法を考えているのかと思いました。しかし、今回の動きを見ると

「台湾は中国のもの」「尖閣諸島は両岸のもの」だから「尖閣諸島は中国のもの」

という論法で動いているようです。

この動きは、新たな国共合作の動きの始まりのように見えます。 

中国語で多くの動画や記事が発表されていますので、引き続き翻訳して確認をしてみたいと思います。

今後は、台湾の内部に関しても情報を収集し目を光らせなければならないと感じました。

(仲村覚)

 

参考:その他動画

<直播港澳台2012 07 04 台湾保船入海域>

  


◇◇カンパのお願い◇◇

 

    沖縄には全国の左翼勢力が集中し様々な反米・反日・親中の扇動工作を行なっています。また、政界もマスコミ界も全て乗っ取られており、特にマスコミは、反米、反日、親中の扇動工作機関紙となっています。日本防衛の砦である沖縄を左翼勢力から取り戻さない限り日本の未来はありません。一方沖縄の保守勢力は組織力が弱くマスコミの言論弾圧を受けた状態で声をあげるにも挙げられない状態です。それを打ち破るためには、沖縄の保守勢力を全国から応援し、沖縄県民を啓蒙しなければなりません。

 そのような沖縄の啓蒙活動や支援活動を組織的継続的計画的に行えるようにするため、「沖縄対策本部」を設立する事にいたしました。中国の動きを見ると今が最後のチャンスだと感じています。やるべきことをやらずして、植民地になった時に「あの時にもっと頑張ればよかった」と後悔するようなことはしたくありません。国家存亡の危機を乗り越えるために、何としてでも、全国の力を結集して沖縄を中国に売る左翼勢力から沖縄を取り戻したいと思います。是非、皆様のご賛同とカンパのご支援をお願い致します。

 

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◎預金種目:当座
◎口座番号:0789977
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※皆様の浄財は次の活動の運営費用に活用させていただきます。

 

 ◇左翼、中国の活動、工作に関する情報収集分析 ◇沖縄保守勢力への支援体制構築 ◇啓蒙活動(沖縄各地) ◇沖縄のマスコミ正常化運動 ◇沖縄の正しい歴史の編纂 ◇議会対策、ロビー活動(国会・沖縄地方議会)

 

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