私の身近に「幸せ」に生きている方をご紹介します。彼女は、現在七三歳、そう私の中国語の先生のひとりです。
彼女は、毎日とても忙しい。いろんなところへ、出かけていきます。台北市内、温泉、家族旅行、年中動き回っています。昔の仲間に会いに行く。ご家族は、元々は、四人。旦那さんと、千恵さんと子供が二人む。そのお子さんが、それぞれ、結婚され、現在は、娘さん家族と同居。
彼女は、キリスト教徒。もちろん、熱心。もともと、音楽の先生。現在は、ボランティアでいろんな所へ、ピアノを弾いて、お年寄りを喜ばせています。
彼女は、真面目、明るい、ま・まあ誠実。よーく遅刻するけど・・・。台湾人は、よく遅刻を平気でします。千恵さんも・・・。そのことは、あまり触れません。だって、彼女忘れっぽい。だから、言っても・・・。それは、私が我慢すれば良いだけですから。
日本語は、そこそこ。ある程度はなせるが、詳しく聞くと、まだ、意味を正確につかめない。彼女の持っている教科書で勉強します。この前は、「三越がどんな風に、・・・」
でした。
彼女がどうして幸せなのですか。幸せって、「人のために生きる」、そのことが自分の喜びとなっている人のことです。千恵さんは、一週間に一回日本の歌を台湾の年寄りと歌っています。彼女が伴奏、かつ指導者。お年寄りは、泣きながら歌っているようです。
「赤とんぼ」「ふるさと」「仰げば尊し」日本がかつて、台湾を植民地にしていた頃に学校で歌った歌らしいです。千恵さんは、楽譜を見ながら毎日、練習するそうです。
そして、一人一人の年寄りの顔を思い浮かべながら・・・。ある人は、一生懸命、ある人は、不安げに・・。ある人は、うれしそうに・・・。基本的には、年寄りには、「昔」のことは、すべて美化され、心の浄化されるようです。
わたしも、時々、「昔のこと」を思い出します。やはり、目が少し潤む、・・・。年のため、・・・。何だろう?これは、年取ってみないと読者の方には、わからない感情。そうだな。50歳以上で、もう子育てを終えた方なら・・。この気持ちわかるかもしれません。要は、自分の幼い頃、子供の時の想い出に浸る、ノスタルジア。誰でもあります。
千恵さんは、その「ノスタルジア」を伴奏、曲、歌、によって、お手伝いしている。そのことが、彼女を毎日「幸せ」にしている。みんなが「幸せの顔」に包まれているとき、自分もその顔になります。
この人、「幸せ」だ、幸せが近づいている、という顔。
治郎張わかりますか。わかる。顔の表情・目の輝き、何とも言えない頬笑み。
千恵さんは、毎回自分の一日、一週間の出来事を日本語で話します。
わたしも、「中国語」でその週の大きな出来事を話します。もちろん、私の中国語は、まだ、まだ。たどだしい。けど、千恵さんには、わかるようです。わからない場合指摘してくれます。月(火)と木がその言語交換の日です。
人の幸せを身近に感じ、それを助けることが出来る、こんな「仕事」が一番。
学校の先生は、それに近いじゃん。そうなんだけど、現実の学校は、そんなに幸せではありません。だって、「いじめ」があったり、不登校がいたり、暴力事件・・・。日々何かあるのが学校。しょがない。子供だから。いたずらする権利があるんだから。ただそのいたずらを上手に注意して、その生徒にわからせるか、結構、難しい技術です。
本来、学校は、
人間を選んで、教師も選抜して、すれば理想的な学校になるけど・・・。けど、それは、本当の学校ではありません。いろんな人が居てこそ、学校。
ま、私は、今台湾。自分の幸せを求めて、何年かかるかわからないけど、旅を続けます。人生は、幸せを求める旅です。
再見。
彼女は、毎日とても忙しい。いろんなところへ、出かけていきます。台北市内、温泉、家族旅行、年中動き回っています。昔の仲間に会いに行く。ご家族は、元々は、四人。旦那さんと、千恵さんと子供が二人む。そのお子さんが、それぞれ、結婚され、現在は、娘さん家族と同居。
彼女は、キリスト教徒。もちろん、熱心。もともと、音楽の先生。現在は、ボランティアでいろんな所へ、ピアノを弾いて、お年寄りを喜ばせています。
彼女は、真面目、明るい、ま・まあ誠実。よーく遅刻するけど・・・。台湾人は、よく遅刻を平気でします。千恵さんも・・・。そのことは、あまり触れません。だって、彼女忘れっぽい。だから、言っても・・・。それは、私が我慢すれば良いだけですから。
日本語は、そこそこ。ある程度はなせるが、詳しく聞くと、まだ、意味を正確につかめない。彼女の持っている教科書で勉強します。この前は、「三越がどんな風に、・・・」
でした。
彼女がどうして幸せなのですか。幸せって、「人のために生きる」、そのことが自分の喜びとなっている人のことです。千恵さんは、一週間に一回日本の歌を台湾の年寄りと歌っています。彼女が伴奏、かつ指導者。お年寄りは、泣きながら歌っているようです。
「赤とんぼ」「ふるさと」「仰げば尊し」日本がかつて、台湾を植民地にしていた頃に学校で歌った歌らしいです。千恵さんは、楽譜を見ながら毎日、練習するそうです。
そして、一人一人の年寄りの顔を思い浮かべながら・・・。ある人は、一生懸命、ある人は、不安げに・・。ある人は、うれしそうに・・・。基本的には、年寄りには、「昔」のことは、すべて美化され、心の浄化されるようです。
わたしも、時々、「昔のこと」を思い出します。やはり、目が少し潤む、・・・。年のため、・・・。何だろう?これは、年取ってみないと読者の方には、わからない感情。そうだな。50歳以上で、もう子育てを終えた方なら・・。この気持ちわかるかもしれません。要は、自分の幼い頃、子供の時の想い出に浸る、ノスタルジア。誰でもあります。
千恵さんは、その「ノスタルジア」を伴奏、曲、歌、によって、お手伝いしている。そのことが、彼女を毎日「幸せ」にしている。みんなが「幸せの顔」に包まれているとき、自分もその顔になります。
この人、「幸せ」だ、幸せが近づいている、という顔。
治郎張わかりますか。わかる。顔の表情・目の輝き、何とも言えない頬笑み。
千恵さんは、毎回自分の一日、一週間の出来事を日本語で話します。
わたしも、「中国語」でその週の大きな出来事を話します。もちろん、私の中国語は、まだ、まだ。たどだしい。けど、千恵さんには、わかるようです。わからない場合指摘してくれます。月(火)と木がその言語交換の日です。
人の幸せを身近に感じ、それを助けることが出来る、こんな「仕事」が一番。
学校の先生は、それに近いじゃん。そうなんだけど、現実の学校は、そんなに幸せではありません。だって、「いじめ」があったり、不登校がいたり、暴力事件・・・。日々何かあるのが学校。しょがない。子供だから。いたずらする権利があるんだから。ただそのいたずらを上手に注意して、その生徒にわからせるか、結構、難しい技術です。
本来、学校は、
未来の幸せを準備するところです
から、楽しいはずなのですが・・・。なかなか理想的な学校は、・・・。私立の有名な・・某○●中学。人間を選んで、教師も選抜して、すれば理想的な学校になるけど・・・。けど、それは、本当の学校ではありません。いろんな人が居てこそ、学校。
ま、私は、今台湾。自分の幸せを求めて、何年かかるかわからないけど、旅を続けます。人生は、幸せを求める旅です。
再見。