何で派遣になったの?
だって、最初の会社。
年中。上の人から、『お前は、げっきゆうどろぼう』
いつも、朝から・・・・。大きな声で「ちょっと来て・・・。今月お前は、何軒売った・・・。売って、なんぼ儲かる。
とおもっているんか。いいか。トップの小池見ろ。何軒売ったと思っている、今月、まだ、4月10日やろ。20軒。一日、二軒や。
お前は・・・。今月も、先月も・・・。ゼロは、いくつ掛けてもゼロや。
二位の中島で。十六軒。柚木崎で十二軒。岡部は、七軒。
ゼロは、おまえだけや。お前、一度、柴又の帝釈天で祈ってこいや。お前生まれは、葛飾なんやろ・・・
おまえ。わて、かて、おまえさんにいじわるいいとうない。けど、俺の立場。支店長や。この会社の・・・。いつまでも雇ってられるか。俺の成績が・・・。俺だって、この足立支店で終わりとうない。生まれ故郷の大阪支店へ帰りたい。
ゼロの奴を首にしろといわれているや。もしかしたら、お前のせいで、おれが、この会社首になったら・・・。そりゃ、お前は、まだ若い。
我ては、この会社首になったら・・・。どないして、母ちゃん、大学生の息子、娘を養んや。この会社から、追い出されたら、どないして、しおくりするんや。我手の立場、わかとるな。たのむでーーーー。」
(後に20分聴いたら、このおっさんの説教が終わるー治郎の心のつぶやき。)
我慢しょう。ここから逃げたら、もう、・・・。世の中の・・・・。がまん。我慢が一番。あと二十日ガマンすれば、最低限の、給料もらえる。まして、あと二ヶ月すれば、ボーナスも。がまんや。人生は、がまん。
こうして、太陽光の会社に就職して、5年。
また、あのデブの支店長が・・・・。
「いいか。今月契約とれへんかったら、辞めなはれ。俺も、社長に、約束してきた。あの給料泥棒を・・・・と。」
いつもなら、ガマンできることが今日に限って、朝ご飯食べてこなかった。
俺の胃袋と、堪忍袋が切れて・・・・・・。。
「おいこのデブ、貴様何様だと思っているだ。確かに、お前は、一流の大学出て、支店長になった。
それがそんなに偉いんか。お前は、俺の上司なんだろう。ほんとーか。情けない。上司は、部下を守るのが・・・。
ちがうかい。おまえは、何でデブなんだ。たくさん食べているからだろう。食べている時、一度でも、部下においしいものをとか思わないかい。口先ばかりで。やかましい。辞めてやるよ。こんなインチキ会社。太陽光だかなんだか知らないけど・・・」
これが28歳の時。それから、もう・・・。あの時、朝ご飯を食べて会社に行けば・・・。正社員まま居られた。
それからは、毎日、毎日、職探し。ハローワークへ。失業手当も無くなり・・・。
季節派遣労働者の仕事。残念なながら、派遣社員。
これが俺の派遣社員の始まり・・・・。
あれから、3年。自分なりに精一杯働いたけど・・・。正社員の道は、遠のくばかり・・・・・。
俺に、未来があるのか、とても、不安な毎日。
再見。
だって、最初の会社。
年中。上の人から、『お前は、げっきゆうどろぼう』
いつも、朝から・・・・。大きな声で「ちょっと来て・・・。今月お前は、何軒売った・・・。売って、なんぼ儲かる。
とおもっているんか。いいか。トップの小池見ろ。何軒売ったと思っている、今月、まだ、4月10日やろ。20軒。一日、二軒や。
お前は・・・。今月も、先月も・・・。ゼロは、いくつ掛けてもゼロや。
二位の中島で。十六軒。柚木崎で十二軒。岡部は、七軒。
ゼロは、おまえだけや。お前、一度、柴又の帝釈天で祈ってこいや。お前生まれは、葛飾なんやろ・・・
おまえ。わて、かて、おまえさんにいじわるいいとうない。けど、俺の立場。支店長や。この会社の・・・。いつまでも雇ってられるか。俺の成績が・・・。俺だって、この足立支店で終わりとうない。生まれ故郷の大阪支店へ帰りたい。
ゼロの奴を首にしろといわれているや。もしかしたら、お前のせいで、おれが、この会社首になったら・・・。そりゃ、お前は、まだ若い。
我ては、この会社首になったら・・・。どないして、母ちゃん、大学生の息子、娘を養んや。この会社から、追い出されたら、どないして、しおくりするんや。我手の立場、わかとるな。たのむでーーーー。」
(後に20分聴いたら、このおっさんの説教が終わるー治郎の心のつぶやき。)
我慢しょう。ここから逃げたら、もう、・・・。世の中の・・・・。がまん。我慢が一番。あと二十日ガマンすれば、最低限の、給料もらえる。まして、あと二ヶ月すれば、ボーナスも。がまんや。人生は、がまん。
こうして、太陽光の会社に就職して、5年。
また、あのデブの支店長が・・・・。
「いいか。今月契約とれへんかったら、辞めなはれ。俺も、社長に、約束してきた。あの給料泥棒を・・・・と。」
いつもなら、ガマンできることが今日に限って、朝ご飯食べてこなかった。
俺の胃袋と、堪忍袋が切れて・・・・・・。。
「おいこのデブ、貴様何様だと思っているだ。確かに、お前は、一流の大学出て、支店長になった。
それがそんなに偉いんか。お前は、俺の上司なんだろう。ほんとーか。情けない。上司は、部下を守るのが・・・。
ちがうかい。おまえは、何でデブなんだ。たくさん食べているからだろう。食べている時、一度でも、部下においしいものをとか思わないかい。口先ばかりで。やかましい。辞めてやるよ。こんなインチキ会社。太陽光だかなんだか知らないけど・・・」
これが28歳の時。それから、もう・・・。あの時、朝ご飯を食べて会社に行けば・・・。正社員まま居られた。
それからは、毎日、毎日、職探し。ハローワークへ。失業手当も無くなり・・・。
季節派遣労働者の仕事。残念なながら、派遣社員。
これが俺の派遣社員の始まり・・・・。
あれから、3年。自分なりに精一杯働いたけど・・・。正社員の道は、遠のくばかり・・・・・。
俺に、未来があるのか、とても、不安な毎日。
再見。