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「霧」はなぜできるのか。
これ、実は高校入試で出題されることがあるんです。
「霧」は空気中に含みきれなくなった水分が水の粒になったものです。
空気中に含むことができる水分の量は、気温が下がるほど少なく
なるので、風がなく湿度が高い日に夕方から翌朝の早朝にかけて
冷え込むと「霧」が発生するのです。
こういうときに、地面や草などの表面に水の粒がつき、結晶と
なったものが「霜」です。
ちなみに「霜」はお茶の敵です。
「霜」が多いとお茶は不作となります。
お茶畑をよくご覧になるとわかるのですが、お茶畑には電信柱のような
ものがあり、先端には換気扇のようなものがついています。
これは、お茶に「霜」がつかないように、空気の流れを作っているのです。
お茶作りにも苦労が多いようです。