京田辺市「個別指導塾 時習館」代表の日記

自分でつくるということ

先日、Twitterで以下のようなことを書きました。





現代は世の中の時間の流れが速くなっているせいか、即断即決だったり
中庸がなくAかBかの選択をしなければならない気になってしまいがち
です。そんな大人の風潮が子どもにも伝播しているようにも思えます。

子どもにとって、日常に会話をする相手はある程度情報を共有している
間柄が多いですね。親子や兄弟なら家庭の事情は共有されていますし、
友達ならばゲームやテレビの情報はお互いすでに知っているところから
会話がスタートします。話の幹はすでに共有されているので枝葉の部分
から会話を始めるといいわけです。つまり、元からあるものへの補修や
改築なので、簡単な言葉で会話が成立します。

しかし、塾生を見ていると、高校に入ってから言葉が進化していきます。
中学までの友達とは共有されている情報が多かったのが、高校に入ると
地域の事情は人それぞれなので、順を追って説明しなければ相互に理解
することはできません。丁寧に話をすることが必要になったこともあり、
高校に入ってから言葉が磨かれたのでしょう。

今は情報があふれている時代なので、元からあるものに変更や修正する
ことが多くなるのかもしれません。だからこそ自分で作ることに価値が
ありますね。生徒たちには、自分で言葉をつくることができるような
サポートしていきたいと思います。
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