夏以降に入塾した生徒たちは今回が初めてなので、たった5時間とはいえ
とても疲れたのではないでしょうか。初めてということで勝手がわかって
いないことも余計に疲れた原因なので、きっと次は今回より気持ちも楽に
高い集中度で取り組むことができることだと思います。
この学習会では、各自の進度も違いますし、そもそも学校や学年によって
取り組む内容が違うので、一斉に休憩を取ることはしていません。各自が
区切りごとにひと息ついたりしながらすすめます。
そこで大切になるのが、メリハリをつけて学習すること。集中していると
速く正確にできることが、集中できていないときは時間もかかるしミスも
多くなります。そのため、集中して取り組んでひと息ついてということを
繰り返しすすめていくように話しています。
ただ、疲れたら休憩するというのではなくて、ここまでやると決めておき
やりきったら休憩することが大切です。生徒たちはあらゆる面で成長する
ことができる年代なので、やりきっていく中で集中力や勉強する体力を
伸ばしていってもらいたいと思います。
もうひとつ、英単語の覚え方について。
プリントでは日本語を英語にするようになっています。
(1)ご飯、米 ( ) とあって( )内に「rice」と書き込みます。
このときに、日本語、読み方、英語と変換していってほしいのですが、
稀に読み方を飛ばして、日本語、英語としてしまう生徒がいます。
◯ご飯、米 → ライス → rice
× ご飯、米 → rice
何がダメかというと、読み方と連動していないと無意味な記号の羅列を
覚えるようなもので覚える労力が大きすぎます。読み方と連動していると、
覚えるのも速いですし、これから数多く学ぶ英単語を覚えやすくなります。
無意識に読み方を飛ばしてしまっている人もいるかもしれませんし、読み
方まで覚えなくても綴りを書ければいいのだろうと考える人もいるかも
しれません。しかし、読み方を調べることは遠回りではなく近道です。
今の教科書は中学3年間で1200以上の単語が登場しますから、読み方と
綴りの関係を無視して覚えきれる量ではありません。読み方を確認し、
ときには声に出しながら覚えるといいですね。
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