選手権京都大会に挑みました。1年から3年間ずっと守り続けてきたセカンドの
ポジション、今大会の打順は2番でした。
多くは語らないながら心に想いをしっかり持っている、そんな生徒でした。
ちょっと気持ちを抑えたりすることころは、3人兄妹の真ん中ということも
あるのでしょうか。(同じく3人兄妹の真ん中なのに好き放題している僕とは
少し違うようです笑)
高校に入ってからは、あまり話す機会はありませんでしたが、その目つき、
表情、言葉から、成長を感じることができ頼もしく思っていたところです。
さて、今年は塾の予定とも重ならず、応援に行くことができました。
試合のほうは、序盤は硬さの見られる両チーム、お互い細かいミスが出て、
序盤はほぼ互角の戦いです。
にしおつ 0 1 0
おおたに 2 0 0
中盤は両チームとも緊張感が解けてきたのか、引き締まった試合展開に。
リョータは一二塁間を抜けようかというゴロを飛び込んでキャッチ、冷静に
ファーストへ送球しファインプレー。チャンスをつぶしてきた大谷に5回裏
待望のタイムリーが出てリードは3点に。
にしおつ 0 1 0 0 0 0
おおたに 2 0 0 0 2 0
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終盤に入り、リョータは二遊間に抜けるかという打球をキャッチ、またも
ファインプレー。さらに、打席でもヒットが出て引き続き流れは大谷かと
思いきや、8回表の西乙訓の攻撃はポテンヒットや当たり損ねがことごとく
野手の間を抜けていく。大量5失点で2点を追う展開に。8回裏に1点を返し、
9回も満塁のチャンスをつくりながらも届かず。早くも夏は終わりました。
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にしおつ 0 1 0 0 0 0 0 5 0 | 6
おおたに 2 0 0 0 2 0 0 1 0 | 5
終盤は相手にラッキーなことが多かったようにも思えましたが、8回9回は
逆転できるチャンスをミスでつぶしてきましたから、やるべきことをやって
いれば…というところでしょう。
そういう意味では、悔いの残る試合でした。しかし、この悔いが選手たちの
今後に生きるなら、後輩の選手たちが教訓にできるのなら意味はあります。
そして、野球に打ち込んだ経験は変えがたいもので、実際に体験することは
100のいい言葉よりもずっとずっと価値のあるものです。いや、もしかしたら、
何かに打ち込んだからこそ言葉の重みがわかる人間になるのかもしれません。
野球とともに成長したここまでの高校生活でした。
これからは、次の目標へ向けてスタートを切ることになります。
高校受験では勉強と向き合いきれないところのあったリョータでしたが、
目指す大学、目指す夢に向けて頑張る覚悟があるようです。やるからには
全力で取り組んでこそ意味があるということを知っているリョータは、次の
目標へ向けても全力で取り組むに違いありません。