京田辺市「個別指導塾 時習館」代表の日記

コツコツと集中と

田辺中と培良中の期末テストが今日で終わり、時習館に通う生徒では
明日の泉ヶ丘中の最終日を残すのみとなっています。

中3はすぐに受験勉強に切り替えていくことになります。これまでも
そうですが、これからはとくに「コツコツと満遍なく学習すること」
と「特定の範囲を集中的に取り組むこと」の組み合わせを意識して
勉強することが大切になります。そんなことはわかっているという
人も多いかもしれませんが、わかっているつもりでも実行しきれて
いないといけないので注意点を確認してもらえたらと思います。

注意点1 コツコツ型の人は集中がこわい?
 コツコツと学習を続けてきた人にとって、集中的に学習することに
 不安を感じる人もいるかもしれません。特定の範囲を集中的に学習
 すると、その間は他の勉強がすすまないことを意味しますから。
 コツコツ満遍なく学習することが、どっちつかずになってしまって
 どの科目も伸びない可能性があります。伸ばしたい分野があるなら
 割り切って集中して取り組むことも必要です。

注意点2 集中的とはいうものの本当に集中しきれているか?
 集中的に学習するとして、理解したあとはたっぷりと練習が必要に
 なります。ここでやりがちなのが1冊の教材を終えて満足すること。
 通常は1冊のテキストのある分野を1回だけ取り組むことは集中的に
 勉強したとは言いません。塾用教材にしても市販テキストにしても、
 ある単元を集中的に取り組めるようなものはほとんどないからです。
 1冊を数回繰り返すか、類似テキストを複数冊解くかになります。

やり方としては思い切って計画をしたほうが効果も期待できます。
中途半端にやると結果も中途半端なになる可能性が大きくなります。
例えば、
・日曜日は1日丸ごと他の勉強は一切しないで歴史の勉強をする。
  → 短期完結型で他の学習に影響が少ない
・苦手の古文の過去問を北海道から沖縄まで解く。
  → インパクトのある設定で意欲を上げる。
という感じで、思い切った計画や印象深い計画など、計画することも
楽しみながらすすめてもらいたいと思います。
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