事前にどのような場合に減点対象となるのか、作文の構成のセオリーを
話しておきましたが、よく書けていました。
話し言葉が少し混ざってしまう部分はありましたが、減点されるような
ところはほとんどありませんでした。
ただ、読む人をひきつける一番大切なポイントを、もう一度練り直すことに。
作文は、抽象論ばかりではわかりづらく、信憑性も感じにくいという点が
あるので、実体験とそのときの感情を書くことが
必須となります。
なぜ自分はそう考えたのかということが伝わりやすいからです。
例えば、
「僕は、バレーボールが好きです。バレーボールは楽しいからです。」
と書いたとしても、「ふーん、そうなの。」という感じですよね。
これを、
「僕はバレーボールの喜びを分かち合えるところが好きです。
ボールをつなぐときに少しでも次の人がつなぎやすいようにすること、
味方のつなぎが乱れたときカバーすること、この積み重ねで勝敗が
決まってくるからです。
そして、勝ったときは一人の喜びではなく、みんなの喜びとなります。」
としてみると、だいぶ印象が違ってきます。
さらに文字数が許されれば、思い出に残る場面を書いてみるとよいでしょう。
抽象的な言葉よりも、実体験の場面の
ほうが人を納得させられるのです。
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