京田辺市「個別指導塾 時習館」代表の日記

作文添削

今日は中3に作文添削をしました。

事前にどのような場合に減点対象となるのか、作文の構成のセオリーを
話しておきましたが、よく書けていました。

話し言葉が少し混ざってしまう部分はありましたが、減点されるような
ところはほとんどありませんでした。

ただ、読む人をひきつける一番大切なポイントを、もう一度練り直すことに。

作文は、抽象論ばかりではわかりづらく、信憑性も感じにくいという点が
あるので、実体験とそのときの感情を書くことが
必須となります。

なぜ自分はそう考えたのかということが伝わりやすいからです。

例えば、

「僕は、バレーボールが好きです。バレーボールは楽しいからです。」

と書いたとしても、「ふーん、そうなの。」という感じですよね。

これを、

「僕はバレーボールの喜びを分かち合えるところが好きです。
 ボールをつなぐときに少しでも次の人がつなぎやすいようにすること、
 味方のつなぎが乱れたときカバーすること、この積み重ねで勝敗が
 決まってくるからです。
 そして、勝ったときは一人の喜びではなく、みんなの喜びとなります。」

としてみると、だいぶ印象が違ってきます。

さらに文字数が許されれば、思い出に残る場面を書いてみるとよいでしょう。

抽象的な言葉よりも、実体験の場面の
ほうが人を納得させられるのです。
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