そのため、テストに向けて「さよならテスト」などの日程確認や
テストの目標点の記入が始まっています。
その記入用紙は、5教科各科目と合計について、1行目に前々回、
2行目に前回、3行目に今回の目標点、4行目に結果を書きます。
一旦は生徒に「目標点を書いてみて」と用紙を渡しますが、よく
見ていると3つの特徴があります。
一つは、達成しやすい目標なのか、高い目標なのかということ。
達成しないより達成するほうがいいので、低い目標を掲げる生徒も
います。しかし、達成するかどうかよりも、どれぐらい伸びるか
ということのほうが大切です。
前回400点をとった生徒が420点の目標をたてて420点取るよりも、
前回400点をとった生徒が450点の目標をたてて430点取るほうが
伸びしろが大きくなります。
二つ目は、科目ごとに考えるか、合計を考えるかということ。
テスト範囲の単元により、難易度も違いますし各自の得意不得意も
あると思います。そんなことから、英語は◯点、数学は◯点…と
考えていき、だから合計は◯点が目標とするケースもあります。
逆に合計で◯点とりたいから、英語は◯点、数学は◯点…はとって
いかないと、各科目に割り振っていく目標設定の仕方もあります。
最後は、通知表を意識すること。
志望校の合格ラインをイメージすると、自然に通知表でどの程度の
成績が必要かがわかります。そのため、5段階で4をとるために◯点
以上はとりたいというように考えて目標を設定していくこともある
でしょう。
こういったポイントを踏まえながら、できるだけ伸びるような目標
設定をしてもらいたいので、生徒が書いた目標を書き直してもらう
こともあります。生徒たちには、適切な目標を設定してどんどん
伸びてもらいたいと思います。
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