京田辺市「個別指導塾 時習館」代表の日記

わかりませーん

今の生徒たちの全体的な傾向として、
「わからない。」
というのが早いです。

「わからないのは恥ずかしいことではないから、わからないときは
わからないと言いましょうね。」という指導が逆効果になっている
のだと思います。

例えば、宿題を出しても、分数の嫌いな子は、分数が混じった問題
だけ見事に空欄にします。
文章題が嫌いなら、文章題は空欄のままです。
やろうとした形跡が見られないのです。

極端な言い方をすれば、「わからない。」というより、
「嫌なことはしないでいい。」
と受け取っているような感じです。

わからないかどうかは、パッと見て判断するのではなく、じっくり
考えてみて決めなくてはなりません。

これでは「考える力」は育ちません。

わからなくてもよいのですが、しっかり考えることが大切です。
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