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トランプ米大統領、「嵐の前の静けさ」 と謎めいた発言

2017-10-09 11:17:58 | 朝鮮半島有事・非核・南北朝鮮

トランプ米大統領、「嵐の前の静けさ」 と謎めいた発言

2017年10月6日 21:30 発信地:ワシントンD.C./米国    AFP

米首都ワシントンのホワイトハウスで、ジェームズ・マティス国防長官(右から2人目)や軍幹部らとの会合に出席するドナルド・トランプ大統領(右、2017年10月5日撮影)

【10月6日 AFP】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は首都ワシントン(Washington D.C.)のホワイトハウス

(White House)で5日、軍幹部らとの会合後の夕食会の冒頭、集まった記者らに「嵐の前の静けさ」と謎めいた言葉を発した。

 

 米CNNによると、会合を終えたトランプ大統領は軍幹部やメラニア(Melania Trump)夫人らとともに写真撮影に応じていた際に

「君たち、これが何を示しているかわかるか?嵐の前の静けさかもしれない」と発言した。

 

 記者らは発言の意図を尋ねるとともに、イランやイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」のことを示唆しているのかと質問した。

 

 それに対しトランプ大統領は「われわれはここに世界最高の軍人たちを招いている、これだけは言える」と答え、再び意図を

尋ねられると「じきにわかる」と述べた。


トランプ氏、「今は嵐の前の静けさ…そのうち意味が分かるだろう」

Posted October. 08, 2017 11:10,   東亜日報

北朝鮮が10日の労働党創建日を前後して超大型の挑発に出るという観測が流れている中、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の

発射準備の情況が確認されている。大統領府関係者は7日、「北朝鮮が長距離ミサイル発射準備を続けており、状況を綿密に

注視している」とし、「挑発時、断固かつ厳重な対応に出る」と明らかにした。大統領府と軍当局は、故金正日(キム・ジョンイル)

総書記の労働党総書記20周年の8日か労働党創建日(10日)、中国共産党全国代表大会が開かれる18日を有力な「Dデイ」と

見ている。北朝鮮が米国の記念日にもしばしば挑発したことを考慮すると、米国の祝日であるコロンブス・デー(9日)も有力だ。

 

軍当局は、北朝鮮が過去を越える超大型の挑発を強行し、韓半島の緊張が再び高まることを憂慮している。

特に、北朝鮮が固体燃料を搭載した新型ICBM級と推定されるミサイル「火星(ファソン)13」の実験発射で米本土に対する

攻撃能力を誇示したり、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を同時に発射して衝撃を最大化するという観測も流れている。

 

これと関連して、最近平壌(ピョンヤン)を訪れたロシアのアントン・モロゾフ下院議員は6日(現地時間)、ロシア国営RIA通信との

インタビューで、「北朝鮮は、さらに強力なミサイル実験を準備していると言った。そのミサイルが米国の海岸を攻撃することも

できるだろう」と強調した。

 

トランプ米大統領は同日ホワイトハウスで開かれた「製造業の日」行事に出席した後、5日の「嵐の前の静けさ」発言について、

「(何の意味かそのうち)分かるだろう」と述べた。トランプ氏は5日、ホワイトハウスで、軍首脳部と夕食会を行い、北朝鮮や

イランなど安保懸案を議論した後、記念撮影をし、記者団に、「これが何を表すかわかるか。たぶん、嵐の前の静けさだ」と語った。

北朝鮮に対する軍事行動を示唆したという解釈が出ている。これに対して大統領府関係者は、「北朝鮮の挑発を抑止するための

警告の意味」と述べた。

 

一方、ノーベル平和賞を受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長は同日、トランプ氏と

金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に「核兵器は違法だ。彼らは止めなければならない」と米朝両者に自制を求めた。