「友好の新たなページ」=安倍首相インタビュー-キューバ紙
2016/09/23-01:35 時事通信
【ハバナ時事】キューバ共産党機関紙グランマは22日、安倍晋三首相のメールインタビュー記事を大きく掲載した。安倍首相はこの
中で「友好の新たな1ページを開く」と語り、経済やスポーツなど幅広い分野で緊密な両国関係を構築することへの意欲を示した。
安倍氏は同日午後、日本の首相として初めてキューバを訪問する。インタビューはこれに先立って行われた。
安倍首相は、昨年キューバを訪れた日本人は前年比8割増で1万人を超え、「両国関係の繁栄を示す見本だ」と強調。カストロ国家
評議会議長との首脳会談などを通じ、両国が共に発展するための「経済環境整備を支援していく」と訴えた。
キューバでは野球が盛んなことを踏まえ、2020年東京五輪で「両国が決勝で対戦することを楽しみにしている」と語った。
安倍首相がキューバに到着 カストロ議長と会談へ
9月23日 4時50分 NHK
ア メリカを訪れていた安倍総理大臣は、国連総会での一般討論演説などの日程を終えて、日本時間の23日未明、次の訪問国
キューバに到着しました。日本の総理 大臣がキューバを訪問するのは初めてで、安倍総理大臣は、国家元首にあたるラウル・カストロ
国家評議会議長と会談することにしています。
ア メリカのニューヨークを訪れていた安倍総理大臣は、国連総会での一般討論演説で、核実験や弾道ミサイルの発射を繰り返す北
朝鮮に対し、さらなる制裁を含む 新たな国連安全保障理事会の決議を採択する必要があるという考えを強調し、各国に理解を求めま
した。また、イギリスのメイ首相やイランのロウハニ大統領ら 各国の首脳と個別に会談し、北朝鮮のほか、南シナ海の情勢などをめ
ぐって意見を交わしました。
ニューヨークでの日程を終えた安倍総理大臣は、日本時間の23日未明、政府専用機で次の訪問国キューバの首都ハバナに到着し
ました。
日本の総理大臣がキューバを訪れるのは初めてで、安倍総理大臣は、日本時間の午前4時前から、国家元首にあたるラウル・カスト
ロ国家評議会議長の兄で1959年のキューバ革命を主導したフィデル・カストロ前国家評議会議長とフィデル氏の自宅で会談しまし
た。
安倍総理大臣は、日本時間の午前7時すぎからラウル・カストロ国家評議会議長と会談することにしています。