激震朴槿恵政権:朴槿恵大統領のファッションが「機密」だった理由
2016/10/27 11:21 朝鮮日報
「誰が仕立てているのか、どうしてこんなにも秘密にしているのだろう…。小部屋に仕立屋を呼んで直接作らせているんじゃないか(笑)」
2年ほど前、韓国トップクラスのデザイナーが朴槿恵(パク・クネ)大統領の洋服を見ながらこんなことを言ったとき、ただの冗談だと思った。だが25日、朴大統領の女性の友人で現政権の「陰の実力者」と呼ばれる崔順実(チェ・スンシル)氏が大統領の海外歴訪日程表を事前に受け取り、これに基づいて大統領が着る服の色などを指示していたというTV朝鮮の単独報道を見て、後頭部を殴られたようなショックを受けた。
2010年から14年にかけてファッション分野を受け持ち、朴大統領の洋服に関する記事も時々書いていた。特に、その服を作っているデザイナーが誰なのかを突き止めるため、ずっと取材を続けていた。誰に聞いても、返事は「知らない」または「知ろうとするな」だった。
世界の女性指導者のうち、これほどまで自身の衣装について口を閉ざす人はいなかった。まして、朴大統領のようにその時々で違う色の服を着る指導者なら、その服をどうして選んだのかを大衆に伝えるのが外国では常識だ。よっぽどでなければ、「朴大統領が密かに直接作らせている」という憶測まで飛び交ったりはしない。だが、朴大統領の服は本当に小部屋で密かに作られていたものだった。それも崔順実氏という非専門家、門外漢の陣頭指揮の下で。
14年、朴大統領がスイスの世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で紫のクラッチバッグを持っていたのを見て、そのバッグのメーカーを探し回った。メーカー名が「ピルロミルロ」で、その中小企業の代表はコ・ヨンテ氏だという事実は突き止めた。だがバッグを製作したソウルの皮工場に足を運ぶと、工場の社長はあわててかぶりを振り「絶対に記事にしてはいけない」と言った。社員たちも同じだった。「上から絶対に口外するなと言われました」「記事になれば私たちが叱られます」。朴大統領が大統領選の当選者だったころに持ち歩いていたバッグがソウル・乙支路の地下商店街のものだという話を聞き、取材に訪れた際も同じような反応をされた。「記事を書かないのがあなたのためです」
大統領のファッションが、なぜ機密なのか不思議だった。当時の取材内容をまとめ、14年1月末に記事を書いた。そのとき、いくつか空白が残り、今になってようやく完成したパズルは驚くべきものだった。コ・ヨンテ氏は崔順実氏が設立した韓国の法人「ザ・ブルーK」の取締役だったという事実、小規模商工人らに配慮して選んだと思われていた朴大統領の服やバッグは、崔順実氏が国政を牛耳っていたことを示す悲しい証拠だったという事実だけが残った。
この間、大統領のファッションを評価してきた専門家たちに連絡してみた。ある人は「あれほどアマチュアの仕事ぶりが目に付いた理由が分かった」とため息をつき、またある人は「彼女の服から国の指導者としてのメッセージを読み取ろうと腐心していたのが恥ずかしい」と気が抜けた様子だった。あるデザイナーの、ため息交じりの言葉が耳から離れない。「世界10位程度の経済大国の指導者が秘線(秘密の関係の人=崔順実氏)の指示通りに服を着ていたとは…。それを見ながら、あれが韓国大統領のファッションだと言っていたなんて」
崔順実氏は極秘事項である朴大統領の海外訪問日程を事前に入手し、それに基づいて大統領が着用する服や飾りなどを用意するよう指示していたことが分かった。
赤、橙、黄橙、黄、黄緑、緑、青緑、緑、緑青、青、青紫、紫、赤紫。色相ファッションニダ。
なんでいつもパンツとジャケット?ファッションコーディネートも一般民間人だから、発想が貧弱。
故ダイアナ妃の写真集でもみて下さいな。
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