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THAAD:中国外務省が公式反応 「韓国・米国に全責任」

2017-03-07 22:14:13 | 軍事・兵器・訓練演習・自衛隊

THAAD:中国外務省が公式反応 「韓国・米国に全責任」

中国外務省は7日、韓米両軍当局が在韓米軍への高高度防衛ミサイル(THAAD)配備を電撃的に開始したことを受け、THAAD反対の立場をあらためて強く表明した。


 中国外務省の耿爽報道官は7日、定例のブリーフィングで、THAAD関連装備が一部韓国に到着したことへの中国側の立場を尋ねる質問を受けた。これに対し耿報道官は「われわれは韓米によるTHAAD配備に激しく反対し、必要な措置を激しく取り、自らの安全利益を守るだろう」と答えた。


 さらに耿報道官は「そして、発生する全ての問題の後始末は、韓国と米国が負担すべき。われわれは、関係する側がTHAADの配備プロセスを直ちに中止し、誤った道をこれ以上進んではならないということを強く求める」と付け加えた。


 韓国国防部(省に相当)は7日「韓国と米国は、韓半島(朝鮮半島)にTHAADシステムを配備する韓米同盟の決定を履行するため努力してきており、その結果、THAADシステムの一部が韓国に到着した」と発表した。


 国防部が発表した「一部の装備」は、迎撃ミサイルを発射する車両型のランチャー2基を含み、6日夜に米軍のC17輸送機1機で京畿道烏山に到着、在韓米軍の基地へ移動した。敵のミサイルを探知するXバンドレーダーや迎撃ミサイルなど残りの装備と人員は、今後順次韓国に到着する予定。

 

<中国報道>韓国のTHAAD配備、中国の10の対抗策