中国政府「韓国とコンテンツ共同製作するな」
2017年02月08日07時38分 中央日報
中国広電総局が最近、主要プログラム製作会社の経営陣を呼んで韓流コンテンツの使用はもちろん、韓国との共同製作や製作協力まで禁止する口頭の指示を出したことが分かった。
高高度ミサイル防衛(THAAD)体系配備決定以降、韓流コンテンツの放送を制限する「限韓令」が施行中という噂は広まっていたが、中国当局の具体的な指針が会議を通じて下されたという証言が出てきたのは初めて。広電総局は放送産業全般を掌握する閣僚級政府機構。
匿名を求めた中国文化産業の関係者は6日、「昨年末に広電総局が中国の主要コンテンツ製作会社の関係者を呼んで会議し、韓国企業と共同製作契約を結んで韓国人演出者を参加させる方式の製作を中断するよう指示した」と述べた。
続いて「当初の会議の目的は製作会社に対する再許可規定が変更したことを説明するというものだったが、この過程で広電総局の幹部が韓国という国名を特定して禁止令を出した」と話した。さらに「この幹部は周囲でこのような事例が見つかれば申告してほしい。摘発された企業には不利益を与えるが、申告した企業には相応の報奨をするという話もした」と伝えた。この指示は文書では伝えられず口頭で下された。
これを受け、製作現場での慣行にも変化が生じていると、複数の業界関係者らは伝えた。昨年12月から浙江TVで放送中のバラエティー番組の場合、4回目まではKBS(韓国放送公社)の演出者が製作に参加したが、5回目からは中国独自の製作に変わった。
また、一部の韓国人製作スタッフの場合は番組撮影現場には現れず企画会議や編集だけに参加する形に活動領域が縮小される現象も生じている。キム・ギホン韓国コンテンツ振興院北京事務所代表は「第2の韓流が始まった数年前から韓国製作スタッフを招いて共同製作をする番組が多かったが、最近は著しく減っている」とし「番組の審議過程での不利益やマーケティングでの困難を予想する中国の製作スタッフが共同製作を避けている」と説明した。
韓流完全締め出しに動いていますね。
THAADが配置完了したらどんな報復が待っているのでしょうか。