日本、グローバル化の利益多いトップ3入り
2018年06月10日 01:00 SPUTNIK
グローバル化で利益を最も得ている上位3カ国はスイス、日本、フィンランドだ。独ベルテルスマン財団が大規模な
調査を行い、サイトに公表した。
グローバル化による利益を調べるため、調査ではグローバル化指数が算出され、経済的・政治的・社会的調整を加えた。
1990年〜2016年のデータが分析に用いられた。
最も利益を得ているのはスイスで、この期間、1人当り国内総生産(GDP)が年平均1900ユーロ
(約24万5000円)伸びた。これは、この期間で1人当たり計4万9700ユーロ(約641万円)稼いだことに
なる。
1990年〜2014年のデータを元に算出した前回の調査では「グローバル化チャンピオン」だった日本の指数は
2位に下がった。1990年〜2016年にかけて、日本の1人当たりGDPは年平均で1500ユーロ(約19万円)
上がり、26年間で1人当り計3万9000ユーロ(約503万円)となる。
3位はフィンランド(26年間で計3万6000ユーロ)。さらにアイルランド(26年間で計3万2000ユーロ)、
イスラエル(3万ユーロ)、ドイツ(2万9000ユーロ)が続く。
ロシアは42カ国中39位。1人当りGDPの伸びは年平均115ユーロで、26年間で1人あたり計3000ユーロ
となった。
最下位のインドは1人当たりGDPの伸びが年22ユーロで、計565ユーロだった。