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乳幼児や児童のものくらい、まともに作れや。::湖南省で偽粉ミルク出回る 赤ちゃんが「くる病」で入院=報道

2020-05-14 23:45:22 | 中国・中国共産党・経済・民度・香港

中国のメラミンミルク事件の後、日本でも中国の観光客がミルクを買っていたニュースが

流れていました。

オーストラリアではミルク買い占めが社会問題になり、一人2個までしか買えなく

なりました。

買い占めたミルクは中国本土に送られ、高値で売られます。

下火になったものの、今でもミルクを買いに来た中国人とのトラブルが散見されます。

Chinese Raid Australian Supermarket for Baby Formula

Cops are called after another baby formula rort

 

偽粉ミルク事件が発生したので、また中国人が安全なミルクを求めて買占めが活発化

するかもしれません。日本も在日中国人のアレルギー用ミルク買いに注意。

 

湖南省で偽粉ミルク出回る 赤ちゃんが「くる病」で入院=報道

2020年05月14日 15時40分    THE EPOCH TIMES

2008年、メラミンが混入された粉ミルクを飲み、腎結石になった乳児。参考写真

 

中国メディアはこのほど、湖南省郴州市永興県で偽粉ミルクを飲んだ乳幼児数人の

頭蓋骨が異常に大きくなったと相次いで報道した。

 

中国紙「新京報」や「湖南経済電視台」などによると、問題の粉ミルクの被害者となった

乳幼児は5人。乳幼児らは「大きな頭の人形」のようになったほか、ビタミンD不足や

代謝異常で骨の石灰化障害が生じる「くる病」に罹ったことがわかった。

 

報道によると、乳幼児らは病院の健診で牛乳アレルギーと診断され、医師が保護者に、

アミノ酸を含むアレルギー用の粉ミルクを提案したことが発端だった。

 

保護者らは地元のベビー用品店の店員の薦めで、湖南省健康食品メーカーが生産した

「倍氨敏」ブランドの特殊粉ミルクを購入した。保護者は当初、このアレルギー用粉

ミルクの外装に書かれた「固体飲料」との表示を疑問視したが、店員は問題はないと

強く主張した。

 

乳幼児らはこの粉ミルクを飲み始めてから、湿疹、体重の増加の停滞、頭蓋骨の変形

などの症状がみられた。さらに、子どもが手で自分の頭をたたき続けるという異常な

行動もあった。報道によれば、問題の粉ミルクは単なる固体飲料で、牛乳アレルギー用

粉ミルクではないという。

 

中国世論が非難を強める中、永興県党委員会宣伝部は12日夜に声明を出した。声明に

よれば、ベビー用品店が、生産メーカーの湖南唯楽可健康産業有限公司から仕入れた

47個の偽粉ミルクは全部販売されたという。

 

新京報5月13日付は、同社は昨年半ばに「倍氨敏」の生産を停止したと報じた。

 

また、同社の担当者は中国メディア「澎湃新聞」の取材に対して、「倍氨敏ブランド

製品は品質基準を満たしている。商品の外装に固体飲料との表示があるから、過大宣伝は

していない」と主張した。

 

郴州市では昨年も、牛乳アレルギー用粉ミルクによる乳幼児の健康被害が報道された。

10人以上の保護者が今年3月30日、地元当局に公開書簡を送った。保護者らは、

「郴州市児童医院の医師が提案した『舒児呔』ブランドのアレルギー用粉ミルクを

飲んでから、子どもの頭蓋骨が異常に大きくなった」とし、専門家チームによる乳幼児ら

への検査・治療などを求めた。

 

中国では、過去10数年間、偽粉ミルク事件が相次いで発生した。2008年、メラミンが

混入された粉ミルクを飲んだ乳児らが、腎結石などの健康被害を受けているニュースが

国際社会に衝撃を与えた。これによる被害者は少なくとも29万人、死亡者は6人だ。

 


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