氷山の分離が増加 そのデータを研究者らが1つの動画にまとめる
2018年11月14日 20:53 SPUTNIK
気候の視覚化に取り組んでいるPixel Movers and Makersは、過去40年間の南極における氷山の
移動に関するデータを分析し、それを1つの動画にまとめた。
動画では、2001年から氷山の数が急増したことが示されている。氷山は常に南極から分離している。
1970年代から氷山の動きが人工衛星を使って監視されるようになった。
ビデオでは、観測史上最大の氷山とされている「B-15」と共に世界的な気候変動が始まったことが
示されている。「B-15」の面積は、約1万1000平方キロ(台湾の3分の1弱) 。
その後「B-15」は分裂し始め、その大部分が溶けた。部分的に崩壊しているラーセン棚氷も、同様の
運命にさらされている。
最近、学者らは、地球温暖化により1992年以来、大陸から約3兆トンの氷が失われたと発表した。
We've been looking forward to making this!
— Pixel Movers & Makers (@PixelMnM) November 11, 2018
Iceberg flux from Antarctica from 1976-2017.
Most icebergs travel counter-clockwise around Antarctica before travelling north through "Iceberg Alley" to the ACC.#Antarctica #iceberg #glacier #IcebergAlley @kevpluck @MarloWordyBird pic.twitter.com/MTY0jZMSxv