オバマ氏支持率、2期目最高を更新 世論調査
2016.10.07 Fri posted at 15:41 JST CNN
(CNN) CNNと調査機関ORCによる最新の世論調査で、オバマ米大統領の支持率が2期目に入って最高の55%を記録した。就任1年目以降では1~2期目を通して最も高い水準だ。
オバマ大統領の支持率は、民主党全国大会の直後に2期目最高の54%を記録していたが、今回はそれを1ポイント上回った。この水準に到達したのは就任1年目の終わり以降で2度しかない。2011年の1月と、2期目に入る直前の13年1月だ。
CNNとORCの世論調査では、大統領の支持率は今年2月以降、7カ月連続で50%以上をキープし、就任1年目を除いた最長記録となった。また、今年に入っての平均支持率は51%で、2年目以降では最も高い。
1年前と比べると約10ポイント増。年代や性別、地域の違いにかかわらず、大きな伸びは共通している。
もっとも支持政党による違いはある。民主党支持層では1年前と比べて12ポイント増の89%、無党派層では14ポイント増の56%だったが、共和党支持層では11%から13%へと2ポイントしか増えていない。
今年の大統領選では同じ白人有権者でも学歴によって支持者が分かれる現象が起きているが、ここでも同じような傾向がみられる。オバマ大統領の支持率は大卒の白人では55%だったのに対し、大卒でない白人では44%に留まった。
調査は9月28日から10月2日にかけ、全米から無作為に抽出した成人1501人を対象に実施された。
過半数が「オバマ政権下で人種間の関係悪化」 米世論調査
2016.10.06 Thu posted at 17:00 JST CNN
ワシントン(CNN) オバマ政権下で米国の黒人と白人の関係が悪化したと考えている人の割合が過半数に上ることが6日までに分かった。CNNと調査機関ORCによる世論調査で明らかになった。
オバマ大統領就任後、黒人と白人の関係が悪化したと答えたのは全体の54%で、人種別に見ると白人では57%、黒人では40%だった。サウスカロライナ州チャールストンで起きた黒人教会の銃乱射事件後間もない昨年6月に行われた前回調査(43%)より急増している。
米国の刑事司法制度は黒人より白人に有利だと考えている人は全体の52%。黒人では約4分の3、白人では約4分の1がそう考えていた。
白人の意見は教育水準によって大きく分かれ、大学の学位を持つ白人の62%が司法制度は白人に有利だと答えたのに対し、そうでない白人では42%にとどまった。
黒人への差別は非常に深刻な問題だと答えた人の割合は、昨年6月の37%から42%に増えた。これはオバマ大統領就任後では最も高い数字だ。特に白人における変化が大きく、28%から34%に増加した。
一方で黒人の見方は少し軟化しており、前回の80%から73%へと減少した。
地元の警察には黒人に偏見を持つ人も一部含まれると答えたのは全体の18%。黒人では43%、白人では13%と大きな差が出た。また、都市部では25%だったのに対し、農村部では10%だった。
調査は9月28日から10日2日にかけ、全米から無作為に抽出した成人1501人を対象に実施された。このうち1086人が非ヒスパニックの白人で、140人が非ヒスパニックの黒人だった。
オバマ政権下で人種問題は悪化したのに、支持率は2期目に入って最高を記録している。
CNNの調査は数字しか出ていないので支持の理由がわかりません。
次期大統領に立候補しているクリントン氏とトランプ氏はこの30年間で最も不評な候補なので、その影響があるのかもしれませんね。
広島訪問も影響してるのでしょうか。
いつもお読み頂きましてありがとうございます。