【10月9日 AFP】米グーグル(Google)は8日、同社SNS「グーグルプラス(Google+)」の

消費者版サービスを終了すると発表した。同時に、バグにより最大で50万件ものアカウントの個人情報が

漏えいした恐れがあり、バグの修正を行っていたことも明らかにした。

 

 グーグルは、グーグルプラスがフェイスブック(Facebook)のライバルになり得るだけのけん引力を

持てなかったと認めた。

 

 同社広報担当者はサービス終了決定の理由として「消費者の期待に応えられる、成功といえる

グーグルプラスを生み出し維持することは多大なる挑戦」であったことに加え、

「利用も非常に低調」だったことを挙げた。

 

 また同社は個人情報漏えいを招いたこのバグについて、どのグーグルプラスアカウントが影響を

受けたかを確認することはできず、ある分析によると最大で50万件ものアカウントが被害対象となった

恐れもあると発表。ただ「プロフィールデータが悪用された証拠は見つかっていない」としている。