THAAD:日本も導入検討へ
2016/08/11 08:13 朝鮮日報
NHKが10日報じたところによると、日本の防衛省は北朝鮮のミサイルに対する防衛を強化するため、
終末高高度防衛ミサイル(THAAD)の導入検 討を急ぐことにした。
これまで日本国内では5年間の中期防衛計画が終わる2018年以降にTHAADが導入されるという観測が有力だった
が、導入時期が前 倒しされる可能性が出てきた。
日本がTHAAD導入に乗り出したのは、北朝鮮のミサイルによる相次ぐ挑発で安全保障上の脅 威が本格化したため
だ。今月3日には北朝鮮が発射したノドンミサイルが秋田県の男鹿半島沖250キロメートルという日本の排他的経済水
域に落下した。日本 全土がノ
ドンミサイルの射程圏内に入り、安全保障上の不安感が広がり、ミサイル防衛を求める声がさらに高まった。
日本が導入を検討しているTHAADは韓米が慶尚北道星州郡に配備を決めたものと同じ「迎撃モード」のものだ。
これは敵のミサイルを落下段階で迎撃する防衛システムで、レーダーとミサイル発射台を同時に
設置しなければならない。
日本が韓国とは異なり、自衛隊が直接THAADを運営する計画とされる。現在日本には京都府京丹後市の
経ヶ岬分屯基地、青森県の車力基地にTHAADに使 われるXバンドレーダー(TPY-2レーダー)が配備されている。
しかし、これは迎撃用ではなく、最大探知距離が2000キロメートルの早期警戒用で、敵 の弾道ミサイルを上昇段階で
探知するレーダーだ。日本の現在のミサイル迎撃システムは、海上のイージス艦に配備されたSM-3ミサイルを使い、
高い上空で 第1次迎撃を行った後、それに失敗した場合、地上からPAC-3ミサイルで迎撃を行うものだ。
PAC-3の最大迎撃高度は20キロメートルだが、SM-3は250キロメートルに達する。日本がTHAADを配備すれば、
SM-3とPAC-3の間にもう一つ迎撃手段を追加し、3段階のミサイル防衛システムを構築できる。THAADの最大迎撃高
度は150キロメートルだ。PAC-3はマッハ4-5 で落下する弾道ミサイルを迎撃できるは、ノドンミサイルの落下速度は
マッハ7-8と推定されている。
日本の THAAD導入で東アジアの緊張が一層高まるという見方もある。外交筋は「韓国がTHAAD配備を決め、
中国と対立している状況で、日本もTHAADを導 入すれば、北朝鮮のミサイルに対する防衛という目的とは無関係に
韓米日と中ロ・北朝鮮という対立の構図が強まる可能性がある」と指摘した。
韓は役立たずなので米日対中露北朝ですね。中露北朝はみんな核持ちです。
一方、米国のミサイル防衛(MD)戦略を統括する国防総省傘下のミサイル防衛局(MDA)のジェームズ・シリング長官
(海軍中将)が11日、韓国を訪問 し、THAADの在韓米軍への配備問題を協議する。韓国軍関係者が10日、長官訪韓
の事実を認めた。MDA長官が公に韓国を訪れるのは極めて異例だ。
シリング長官は韓国滞在中に韓国軍の幹部と会談し、THAADレーダーの安全性などについて集中的に話し合う。シリ
ング長官は韓国メディアのインタビュー に応じ、THAADの安全性を直接説明することも検討している。シリング長官は
今年2月、米国防総省で開かれた「2017年度ミサイル防衛予算」に関する 記者会見で、THAAD迎撃ミサイルの保有
数を17年度までに205基に増やす計画を表明した。
中国が喜ばない事は日本にとって有効な事。どんどんやるべき。
THAADも早期に配備して「シナくん どうだ!」と胸を張っているべき日本です。
「攻撃兵器ではなく防衛だ。日本を守って何が悪い」くらいは毅然と言い投げてあげましょう。
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