EMERALD WEB≪拝啓 福澤諭吉さま≫

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米 尖閣諸島周辺の中国公船の活動に懸念表明

2016-08-11 22:25:53 | 領海・領土・領空・EEZ

米 尖閣諸島周辺の中国公船の活動に懸念表明

沖縄県の尖閣諸島の周辺海域で、中国当局の船による活動が活発化していることについて、アメリカ政府は懸念を表明したうえで、

「尖閣諸島の日本政府の施政権を損なわせようとする、いかなる行為にも反対する」として、中国の動きをけん制しました。

尖閣諸島では今月5日以降、中国当局の船が領海侵入を繰り返し、10日も久場島と魚釣島の沖合の接続水域で航行しているのが確認

されました。

この問題について、アメリカ国務省のトルドー報道部長は10日の会見で、「尖閣諸島周辺で中国当局の船が増えていることを懸念して

いる」と述べ、中国側の動きに懸念を表明しました。
そして、トルドー部長は尖閣諸島は日本の施政権下にあり、日米安全保障条約の適用範囲だという立場を改めて示したうえで、「尖閣

諸島の日本政府の施政権を損なわせようとする、いかなる一方的な行為にも反対する」と述べ、中国の動きをけん制しました。

トルドー部長は前日の9日の会見でも、「日本政府と緊密に連絡を取りながら状況を監視している」と述べ、尖閣諸島についてのアメリ

カの立場を強調していました。

しかし、今回の会見では懸念や反対などより直接的な表現を用いて、アメリカ政府の懸念を表明するとともに改めて中国をけん制した

かたちです。

米国の懸念表明の効果か、岸田外相の駐日中国大使への抗議の効果かどうか判りませんが

中国当局の船 すべて尖閣諸島沖の接続水域を出る

今月に入り、中国当局の船の活動が活発化している沖縄県の尖閣諸島の沖合では、11日午前9時 までにすべての中国当局の船が

日本の領海のすぐ外側にある接続水域を出たのが確認されました。

領海内にも中国当局の船は確認されておらず、海上保安庁は引 き続き警戒を続けています。

取りあえずいなくなりました。