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ドルトムントのチームバスそばで爆発、選手負傷 モナコ戦延期 。 <続報 追加>4/13

2017-04-13 08:26:25 | 事故・事件

<続報>4/13

ドルトムント爆発 「イスラム主義者」を拘束 テロの可能性捜査

2017年04月13日 05:03    AFP


【4月13日 AFP】ドイツ西部ドルトムント(Dortmund)で、サッカー1部リーグのボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)のバスが3度の爆発に巻き込まれた事件で、地元捜査当局は12日、イスラム主義者とされる人物の身柄を拘束した。検察当局が発表した。

 

 事件では、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)準々決勝第1戦のASモナコ(AS Monaco)戦に向かっていたドルトムントのバスが爆発を受け、同チームに所属するスペイン代表DFマルク・バルトラ(Marc Bartra)選手と警察官1人が負傷した。

 

 使用された爆弾には金属片が詰められており、爆発の範囲は半径100メートル以上に達していたことから、連邦検察当局はこれ以上の負傷者が出なかったのは幸運だったとしている。

 

 検察当局によると、現場から、同一の手紙3通が見つかったことを受け、捜査当局は「テロとのつながり」がある可能性を調べている。手紙には、ドイツに対し、有志連合が進めるイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の掃討作戦の一環として偵察任務に当たる独軍トルネード(Tornado)戦闘機の撤退や、西部ラムシュタイン(Ramstein)にある米空軍基地の閉鎖を要求する内容が書かれていた。

 

 また、捜査の過程でイスラム主義者とされる2人が浮上し、当局がそれぞれの自宅を捜索、うち1人の身柄を拘束したという。地元メディアは2人について、25歳のイラク人と28歳のドイツ人と報道。匿名の治安筋の話として、うち少なくとも1人が事件発生当時現場近くにいたが、両者の事件への関与を断定しないよう注意を促したと伝えた。

ドイツ西部ドルトムントで、欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦ボルシア・ドルトムント対ASモナコに先立ちスタジアムを捜索する警察官と警察犬(2017年4月12日撮影)

 

ドルトムントのチームバスそばで爆発、選手負傷 モナコ戦延期

2017年04月12日 05:49  AFP

【4月12日 AFP】(更新、写真追加)日本の香川真司(Shinji Kagawa)選手が所属するドイツのサッカーチーム、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)の一行を乗せたバスが11日、近くで起きた3度の爆発に巻き込まれ、スペイン出身のDFマルク・バルトラ(Marc Bartra)選手が負傷した。警察が発表した。

 

 警察当局によると、地元で開催予定だった欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)のASモナコ(AS Monaco)戦の会場に向けてチームバスがホテルから出発した際、3つの爆発物が爆発。複数の窓ガラスが割れる被害を受けた。

 

 ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴェツケ(Hans-Joachim Watzke)最高経営責任者(CEO)によると、バルトラ選手は手を負傷し、病院に搬送された。事態を受け同日のモナコ戦は翌12日夜に延期された。

 

 ヴェツケCEOは、「チームのバスに対し、爆発物を使った攻撃があった。チーム全体がショック状態にある。あのような光景は頭の中から追い払えない。あすピッチで対戦できる体勢が整うよう願っている」と語った。

 

 爆発は午後7時(日本時間12日午前2時)すぎ、ドルトムントの本拠地ジグナル・イドゥナ・パルク(Signal Iduna Park)から約10キロ離れた路上で発生。チームはその後ホテルに戻った。

 

 試合の開始直前だったため、8万人を収容できるスタジアムには既にほぼ満員の観客が訪れていた。ファンらに対しては、警察が安全を確認するまで会場内にとどまるよう指示が出された。

 

 ドイツのサッカークラブがこの種の攻撃対象になったのは初めて。DPA通信は治安当局筋の話として、爆発が組織的な「テロ」であることを示す情報は今のところないと伝えている。


 

ドルトムントのチームバス ホテルを出た直後に爆発 側面に大きなひび

2017.4.12 09:54   産経新聞

 ドルトムントの本拠地スタジアムから約10キロの距離にあるホテルをチームバスが出た直後に爆発は起こった。衝撃

でバス側面の窓ガラスに大きなひびが入るほどで、後部に座っていたバルトラ選手は右手を負傷し、手術を受けた。


 スイス・メディアによると、ドルトムントに所属するスイス代表GKビュルキ選手は「ホテルを出て小さな通りを下り、大通

りへと曲がったとき、爆音がした。本当の爆発だった。僕らバスの中にいた全員がかがんで、可能なものは床に伏せた」

と、当時の様子を生々しく語った。


 ホテルは緑の多い郊外にあり、爆発後は周辺の幹線道路が警察によって封鎖された。

 爆発が起こったとの情報が駆け巡ったとき、既に競技場には多くのサポーターが詰めかけていた。「スタジアムおよ

び、その周辺は安全です」とのアナウンスが流れ、目立った混乱はなかった。


ドイツ西部ドルトムントでの試合に向かう途中に起きた爆発で損傷したボルシア・ドルトムントのチームバス(2017年4月11日撮影)

ドイツ西部ドルトムントで、乗っていたバスが爆発により損傷する事件が起きた後、ホテル外に立つボルシア・ドルトムントの香川真司選手(右)とエムレ・モル選手。アナトリア通信提供(2017年4月11日撮影)。

ドイツ西部ドルトムントで、サッカー欧州チャンピオンズリーグのボルシア・ドルトムント対ASモナコ戦が行われる予定だったスタジアムの外を巡回する警官ら(2017年4月11日撮影)

ドイツ西部ブラッケルで、翌日のASモナコ戦に備え練習に励むボルシア・ドルトムントの選手ら(2017年4月10日撮影)