米国、「トロイの木馬」で金正恩政権に揺さぶり
2016/09/09 10:14 朝鮮日報
北朝鮮への外部情報流入を図る
北朝鮮住民が外部の情報と幅広く接触できるようにする案を盛り込んだ米国政府の「北朝鮮情報流入報告書」が、米国連邦議会上下
両院の外交委員会に先 週提出されていたことが確認された。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を人権に関する
制裁リストに載せ、海外の北朝鮮労働者の強制労働 に関する実態報告書を出したのに続き、北朝鮮の体制を根本的に揺さぶりかね
ない「情報爆弾」まで浴びせようという狙いだ。米国は、北朝鮮にとって最も痛い 人権、資金源(海外労働力)、情報流入という三つの
弱点を同時に攻撃する様相を見せている。相次ぐ弾道ミサイル発射などとの関連で、北朝鮮に対する圧迫の 手綱を引き締めようとい
うわけだ。
連邦議会上院外交委のロバート・コーカー委員長は7日(現地時間)、「国務省から、北朝 鮮への情報流入関連の報告書を受け取っ
た」と語った。今回の報告書は機密に分類され、具体的な内容は公開されなかったが、今年2月に施行された北朝鮮制裁 強化法
(H.R.757)に基づき、「制限なく、検閲されない、安価な大量電子通信手段」などを北朝鮮住民に提供する案を含んでいるという。米国
は来年か らの5年間で、毎年800万ドル(現在のレートで約8億2000万円、以下同じ)を北朝鮮の情報自由化のための政策展開に投
入する予定だ。
同報告書には、外の世界の情報を手に入れてコミュニケーションができるラジオやタブレット端末、DVD、MP3、USBメモリーなどを
北朝鮮に直接投入す る案などが含まれているという。米国は、金正恩政権の実相などを告発する短波ラジオ放送を北朝鮮全域で住
民が鮮明に聴取できるよう、周波数の出力を高め、 短波ラジオを風船などに積んで北朝鮮内部に散布する案も検討していると伝えら
れている。米国は現在「ボイス・オブ・アメリカ」(VOA)と「自由アジア放 送」(RFA)を通して、北朝鮮向けの放送を毎日11時間ずつ
行っている。
今年になって国務省と接触した対北朝鮮団体の代 表は「USBは1個当たり15ドル(約1540円)、SDメモリーカードは1個当たり35ド
ル(3580円)、タブレット端末は1台300ドル(約3万 700円)で用意できる。これに韓国ドラマや金正恩政権の実相などを収め、北朝
鮮の貿易イルクン(活動家)などを通して北朝鮮に持ち込ませる方法を米国側 に伝えた」と語った。中国の貿易商などを通して「無料の
プレゼント」であるかのように装って北朝鮮側の人物へ渡し、自然に北朝鮮に浸透させるという。北朝 鮮を狙った「トロイの木馬」作戦
で金正恩体制を揺さぶる計画だ。
この作戦報道しちゃっていいんですかね。作戦自体がおとり?
ほんとの作戦だったら上手くいくのかな~
K-POPを記録したUSBを入手しPCで楽しんでいた女子(高校生だったと思います)が逮捕され自殺したという事件がありました。
メディア関連は厳しい取り締まりがあるみたいです。
いつもお読み頂きましてありがとうございます。