[速報]北朝鮮で弾道ミサイル発射の動き ICBM級の可能性=韓国国防部
2017/09/04 15:43 朝鮮日報
韓国国防部(省に相当)は4日「北朝鮮が、対米核投射手段の確保を誇示するという観点から、大陸間弾道弾(ICBM)級のミサイル
を発射する可能性がある」と発表した。
国防部は4日、韓国国会の国防委員会で開かれた緊急の懸案報告の資料でこのような見方を示し、さらに「北朝鮮の弾道ミサイル
発射準備の動きを引き続き確認している。地上あるいは海域での直接挑発の兆候や特異動向は未確認」とも伝えた。
きのう(3日)北朝鮮が行った6回目の核実験については「北朝鮮の核実験の爆発威力は50キロトンと推定される。核分裂・核融合
物質など、さまざまな核物質を使用したものと推定される」とコメントした。
それと共に「核保有国の地位を既成事実化していく中で政権樹立日(9月9日)を前に核能力を誇示する一方、内部への宣伝効果を
極大化しようとするなど、今後の局面転換の状況で有利な条件を作りだすための極めて強力な武力の誇示と評価している」
「今後(北朝鮮は)国家機関名義で核大国の隊列に加わったという事実を引き続き主張すると共に、機関・地域ごとに祝賀の雰囲気を
作るだろう」という見方を示した。
また国防部は「米国の空母打撃群や戦略爆撃機などを投入するかどうか協議している」と伝えた。さらに韓国軍単独では、
空軍のF15K戦闘機に搭載される長距離空対地ミサイル「タウルス」の射撃訓練が予定されていることを明らかにした。