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<防衛通信衛星きらめき>防衛省、独自衛星の打上げに成功 北朝鮮からの防衛のため。

2018-04-07 06:14:56 | 防衛・安全保障・インテリジェンス

きらめき1号:防衛省、独自衛星の打上げに成功 北朝鮮からの防衛のため

2018年04月06日 22:02    SPUTNIK


日本の防衛省は6日、防衛通信衛星「きらめき1号」の打ち上げに成功したと発表した。南米フランス領ギアナにある

ギアナ宇宙センターから打ち上げられた。


打ち上げは現地時間木曜日18時34分(日本時間6日朝6時34分)に行われた。


防衛省は「今後、静止軌道上での性能確認試験を経て、本年7月を目途に運用を開始する予定です」とサイト上で発表した。


ロケットには他に、三菱電機が開発に参加した英国の通信衛星「HYLAS 4」も搭載された。


きらめき1号は今に至るまで使われている民間通信衛星に代わり自衛隊の通信のため運用される計3基の通信衛星の1つ。


新たな通信衛星により通信を高速化し、陸海空自衛隊の部隊間で直接通信できるようになる。


防衛衛星の必要性は北朝鮮の核の脅威を背景に通信システムを改良するためと説明があった。

 

 

きらめき1号は2016年の打ち上げを予定していたが、衛星が日本からギアナの宇宙センターに輸送する際に損傷したため延期となった。

の結果、3基のうち最初に打ち上げられたのは「きらめき2号」となり、種子島宇宙センターから2017年1月に打ち上げが行われた。

2基をあわせた価格はおよそ1300億円にのぼると見られる。

3基目の衛星は2020年度末までに打ち上げられる予定だ。

きらめき1号は太平洋上空で、きらめき2号はインド洋上空で、きらめき3号は日本上空で機能する。

3基の運用年数は15年である。

 

Xバンド防衛通信衛星「きらめき1号」の打上げ結果について

平成30年4月6日    防衛省

 Xバンド防衛通信衛星「きらめき1号」については、本日、6時34分(日本時間)に仏領ギアナから打上げられ、

ロケットから正常に分離したことが確認されました。

 今後、静止軌道上での性能確認試験を経て、本年7月を目途に運用を開始する予定です。


 

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きらめき2号:日本初の防衛目的の人工衛星、打ち上げに成功

 2017年01月24日 18:16    SPUTNIK
 
 
24日、日本時間午後、日本の通信衛星「きらめき2号」が鹿児島県種子島の宇宙センターから打ち上げられた。

「きらめき2号」は防衛省が初めて運用する通信衛星。


「きらめき2号」の目的は海外に展開する自衛隊部隊との情報通信能力の向上を図ること。通信が切れにくい周波数帯域の

「Xバンド」を利用し、高速で大容量の通信ができるため、通信方式が異なる陸海空自衛隊の部隊間で相互に直接通信することが

可能となる。インド洋上空で運用し、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)やソマリア沖の海賊対処活動に参加する部隊などで

活用する予定。

 

現在利用している民間衛星3基に代わる防衛省の新衛星3基のうちの一つ。運用期間は約15年の予定。

 

日本の宇宙開発やJAXAの活動はかつて非軍事が原則だった。08年に防衛利用を容認する宇宙基本法が制定されたため、

防衛省が独自の衛星を整備。JAXAも初めてその打ち上げに関わった。

 

 

 防衛通信衛星「きらめき2号」、打ち上げ成功。防衛省が初めて衛星を持つに至った経緯と重要性

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きらめき1号:日本の軍事用通信衛星DSN-1 運搬の際に機体に損傷

 2016年06月21日 16:30    SPUTNIK

日本の軍事用通信衛星DSN-1 X-band(「きらめき1号」)は、日本から南米ギアナ・クルにある宇宙センターに空輸の途中、

機体本体に損傷が生じた。これに関連して、夏に予定されていた打ち上げは年内中止となった。Spacenewsのポータル・サイトが

伝えた。


損傷の度合い、どういった状況で損傷が生じたのか、衛星を修理のため日本に戻す必要があるのかなどについては、明らかにされて

いない。

防衛省は、2013年に2基の衛星打ち上げプロジェクトを決めた。なお次のDSN-2は、来年2017年夏に予定されている。