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北朝鮮が弾道ミサイルを発射続報 ムスダン改良型?ノドン? 安倍-トランプ連携を牽制も

2017-02-12 13:13:34 | 北朝鮮

北朝鮮が弾道ミサイルを発射か ムスダン改良型?ノドン? 安倍-トランプ連携を牽制も

2017.2.12 09:48   産経新聞

12日午前7時55分ごろ、北朝鮮北西部、平安北道(ピョンアンプクト)地域から日本海に向け、弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体が発射された。飛翔体は約500キロ飛び、日本海に落下した。韓国軍合同参謀本部が明らかにした。軍消息筋は、中距離弾道ミサイル「ムスダン」改良型か、短距離弾道ミサイル「ノドン」の可能性があるとの見方を聯合ニュースに示した。日米韓当局が分析を進めている。


 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が1月1日の「新年の辞」で、米本土を狙った大陸間弾道ミサイル(ICBM)の試射準備が「最終段階」にあると主張。その後も、北朝鮮が繰り返し発射を示唆してきたが、今回はICBMではないとみられている。


現在、安倍晋三首相が訪米中で、10日(米東部時間)には、トランプ米大統領との会談で、核・ミサイル開発を進める北朝鮮に対して日米韓で連携を強めることを確認したが、こうした動きを牽制(けんせい)する狙いもありそうだ。


 北朝鮮は昨年、24発もの弾道ミサイルの試射を繰り返したが、昨年10月20日の平安北道からのムスダンの発射、失敗を最後に、しばらく発射が確認されなかった。10月の発射失敗では、発射台付き車両ごと爆発したとの分析もある。

 4年前の2013年2月12日には、北朝鮮による3回目の核実験が行われた。

 


稲田朋美防衛相が「迎撃困難な高度」否定

 2017.2.12 12:40    産経新聞

 稲田朋美防衛相は12日午前、北朝鮮が発射した弾道ミサイルについて、「専門家が分析中だが、昨年6月に発射された弾道ミサイルのような1000キロを超える特異な高度ではなかった」と述べ、高い高度に打ち上げて迎撃を困難にする「ロフテッド軌道」での発射ではないとの見解を示した。防衛省で記者団に語った。

 

稲田氏はまた、「わが国および地域の安全保障に対する明らかな挑発行為で、断じて許すことはできない」と北朝鮮を非難した。


 防衛省は同日、北朝鮮のミサイルについて「北朝鮮西岸の亀城(クソン)付近から1発発射したもようで、北朝鮮東岸から東に約350キロの日本海上に落下したと推定される」と発表した。防衛省は情報収集や警戒監視を続けるとともに、今回の弾道ミサイルに関する詳細な分析を進めている。


 北朝鮮が昨年6月に発射した中距離弾道ミサイル「ムスダン」は、北朝鮮東岸から発射されて北東に約400キロ飛行し、日本海上に落下したが、高度は1000キロを超えた。

日米共同開発の迎撃ミサイル、海上発射に成功。中国は危機感。世界の軍事バランス激変。