カーリング女子 銅メダル おめでとう 5-3勝利。
カーリング 女子・3位決定戦
日本xイギリス4-3で迎えた最終エンド。 イギリスがストーンを日本のストーンをナンバーワンに押し上げてしまい、日本1点追加で勝利。
第10エンド
このエンドも引き続き日本が先攻。リードが2投ずつ投げ終え、ハウス内には英国のナンバー1ストーンのみ。鈴木の2投目は、
ぎりぎりガードをすり抜け英国のナンバー1をテイクアウトする。英国のセカンド2投目も日本のナンバー1をテイクアウトしようと
するも、日本のストーンはハウス内に残り、自ストーンは藤沢の懸命なスキップでハウスの外へ出る。
残り3投ずつとなり日本がタイムアウトを宣告。ハウス内には日本のストーンが2つのみという状況。英国がサードの2投目で、
大きな弧を描く軌道でナンバー1を奪う。藤沢の2投目はわずかに手前のストーンにチップするが、英国のナンバー1にピタリとつける
位置でナンバー2として止まる。ここで英国がタイムアウト。英国のスキップは、日本のナンバー2を押し出す形でナンバー1となる。
ここで日本は時間を使って作戦会議。藤沢の最終投は、わずかにコースがズレてナンバー3で止まる。
英国は最終投で2点を狙いにくるも、ミスショットなり日本のストーンがナンバー1に。日本が1点をスチールし、勝利。
初のメダルを獲得。
総括
カーリング女子日本代表のLS北見は24日、3位決定戦で英国と対戦し5-3で勝利。初の銅メダルを獲得した。
リード・吉田夕梨花、セカンド・鈴木夕湖、サード・吉田知那美、スキップ・藤沢五月と同じ顔ぶれで臨んだ日本。
試合は立ち上がりの第1エンドからハウス内にストーンが少ないクリアな展開で進む。両者、有利な後攻で1点ずつを加えながら
第5エンドまではシーソーゲームが続く。
後半戦に入ると、日本は2エンド連続でブランクエンドとして有利な後攻を取りながら試合を進める。我慢比べのような流れが
大きく変わったのは第9エンド。英国のスキップが最終投でミスを出し、日本がスチール。続く第10エンドでも日本が難しいショットを
連続で決めてプレッシャーをかけると、最後に英国のミスショットを誘い日本が連続スチールに成功。
見事、日本カーリング史上初となるメダル獲得を決めた。
史上初となるメダル獲得を決め、笑顔を浮かべる日本チーム
安定したショットを見せるセカンドの鈴木(中央)
第8エンドで同点としハイタッチをかわす日本