カーリング 女子・準決勝
カーリング女子日本代表のLS北見は23日、準決勝で韓国と対戦し、延長戦の末7-8で惜敗。24日に行われる、英国との3位決定戦へと回ることが決まった。
リード・吉田夕梨花、セカンド・鈴木夕湖、サード・吉田知那美、スキップ・藤沢五月と、今大会ここまで全試合と同じ顔ぶれで臨んだ日本。日本が先攻となった第1エンド、韓国の好ショットが立て続けに決まり一気に3点を失う。すぐさま日本も2点を奪い返すも、前半戦を終えて3点を追いかける形に。このまま韓国が逃げ切りを見せるかと思われた第9エンド、日本が意地を見せる。セカンド鈴木のショットが安定すると、韓国にミスが出始めて2点を返す。続く第10エンドでも韓国が有利な後攻だったが、スキップの最終投がミスショットとなり日本がスチールに成功。日本は土壇場で延長戦まで持ち込んだが、粘る韓国に連続スチールとはならず、僅差での敗戦となった。
第5エンドを終え、栄養補給をするLS北見
日本は終盤に得点を重ね、延長戦へと持ち込んだ
日本が終盤に追いつき延長戦までもつれたが、7-8で韓国に惜敗した
予選ラウンドを5勝4敗の4位で勝ち抜けた日本代表のLS北見は、準決勝で地元・韓国と対戦します。
対戦相手の韓国は、8勝1敗で予選首位通過をしていますが、この1敗は日本との対戦です。3連勝した時の調子を取り戻して欲しいです。
一勝すれば金か銀のメダルは確定します。
カーリング 女子予選ラウンド スイスvs.日本
カーリング女子日本代表は21日、予選リーグ最終戦でスイスと対戦し、4-8で敗れ、通算成績を5勝4敗とした。同時刻に行われていた米国がスウェーデンに敗れたため、日本は4位が確定し初の準決勝進出を決めた。
日本は第2エンドに2失点、第4エンドに大量4点を取られ苦しい展開。第5エンドで2点、第7エンドで1点を返し一時は4-6と2点差に迫るものの、第8エンドで1点を取られ突き放される。有利な後攻で迎えた第9エンドでも1点を失うと、日本はスイスに握手を求め、負けを認めた。この時点で準決勝進出は米国の結果次第となったが、6-6で迎えた最終ラウンドで米国が3失点しスウェーデンに敗北。日本が4強入りを決めた。
次戦は23日、首位通過の韓国と決勝進出を懸け対戦する。
カーリング 女子予選ラウンド 英国vs.日本
カーリング女子の予選ラウンドが20日に行われ、8戦目で英国と対戦した日本代表のLS北見は6-8で敗れた。通算成績は5勝3敗。
この1戦に勝てば、他国の結果次第で五輪初の準決勝進出が決まる日本。序盤の第2エンドに一挙3点を取ってリードしたが、第4エンドに同点に追いつかれると、第6エンドに3点をスチールされ、3点を追う苦しい展開に。直後の第7エンドで2点を返したが、第8、第9エンドとミスが重なり、英国に1点ずつを追加されて万事休す。4強進出は予選ラウンド最終戦の21日スイス戦に持ち越しとなった。
カーリング 女子予選ラウンド 日本vs.スウェーデン
カーリング女子日本代表のLS北見は19日、予選リーグ第7戦目でスウェーデンと対戦し、5-4の逆転勝利。予選ラウンドで5勝2敗の2位となった。
午前のカナダ戦と同じく、リード・吉田夕梨花、セカンド・鈴木夕湖、サード・吉田知那美、スキップ・藤沢五月で臨んだ日本。後攻となった第1エンドをブランクエンドでスタートするも、第4エンドでミスショットが目立ちスウェーデンがスチール。1点のリードを許す。迎えた第8エンド、日本は難しいショットを決めれば複数得点という状況を迎えたが、藤沢のショットはミスに終わりスウェーデンにスチールを許してしまう。しかし第9エンドに入ると日本のショットが安定し、一気に2点を返し土壇場で同点とする。不利な先攻として迎えた第10エンド、日本は藤沢が難しいショットを決めてスウェーデンにプレッシャーをかける。結局スウェーデンの最終ショットがミスに終わり、日本が1点をスチールして逆転勝利。過去最高となる五輪5勝目を挙げた。
カーリング 女子予選ラウンド 日本vs.カナダ
カーリング女子日本代表のLS北見は19日、予選ラウンド5戦目で世界ランク1位のカナダに3-8で敗れた。通算成績は4勝2敗。
立ち上がりは互いに点を取り合う展開となったが、第5エンドに試合が大きく動く。日本は有利な後攻だったが、カナダのスキップに絶妙な角度を付けたコントロールショットでテイクアウトを奪われ4点をスチールされた。その後、日本は第6エンドで大量得点のチャンスを作るも2点を奪うにとどまり、続く第7エンドで2点を奪われた時点で負けを認めた。
日本の次戦は同日夜20時5分から、ここまで5勝1敗のスウェーデンと戦う。2敗目を喫した日本だが、上位4チームが出場する決勝ラウンド進出のためには負けられない戦いが続く。
好ショットでダブルテイクアウトに成功した藤沢(右)
日本は第5エンドの大量失点が響き、世界ランク1位のカナダに敗れて2敗目
カーリング 女子予選ラウンド 個人資格(ロシア)vs.日本
勝負を決めた 第7エンド
このエンドは、日本が先攻。吉田夕は、1投目をセンターガードに置く。リードが投げ終え、ナンバー1、2は個人資格(ロシア)。そのすぐ奥に日本のナンバー3ストーン。残り3投ずつを残して、ハウス内中央にはストーンが3つずつひしめき合う状況。ナンバー1はかろうじて個人資格(ロシア)か。ここで日本がタイムアウトを宣告。
長い作戦会議の末、サード吉田知の2投目はセンターガードを選択。個人資格(ロシア)のサード2投目は、ガードをすり抜けナンバー1となる好ショットに。日本はここでもじっくりと話し合いの時間を持つ。藤沢の1投目は、個人資格(ロシア)のナンバー1に当てるショットで、ナンバー2を奥のナンバー4まで押し出す。藤沢が最終投で、手前のストーンに強く当てるショットを選択し、見事ナンバー1から3を奪う。日本は3点スチールのチャンス。個人資格(ロシア)の最終ショットは大きく曲げてのナンバー1を狙うがミスショットとなり、日本が3点をスチール。
第9エンド
このエンドは日本が後攻。個人資格(ロシア)のセカンド1投目は、ガードをすり抜けティーライン上に乗せるナイスショットでナンバー1へ。サード吉田知の1投目は、ガードをすり抜けながらもテイクアウトに成功する好ショットに。ナンバー1は日本に。その後、ナンバー2を奪い合う展開も、藤沢の最終投がきれいにハウス内のナンバー1ストーン手前に止まり日本が2点を獲得。ここで個人資格(ロシア)が負けを認めて、日本が勝利。笑顔でハイタッチをかわす。
個人資格(ロシア)に勝利を収め、笑顔で喜ぶ日本の選手たち
日本のカーリング女子は本当に楽しそうに戦っているとの海外の評判です。
長丁場ですのでリラックスして試合に臨んでもらいたいです。
カーリング 女子予選ラウンド 日本vs.中国
【第10エンド】
先攻は中国。日本サード吉田知が第6投で中国のNO・1、2の内側にピタリとつけるナイスショット。残り1投でNO・1、2が日本。ここで中国がタイムアウトを取り作戦を練る。中国スキップ王氷玉は最終投でガードストーンをかわし、NO・1をテークアウト。日本スキップ藤沢の最終投は中国のNO・1をはじき、わずかにNO・1にステイ。日本が1点。日本6-6中国。エキストラエンド(延長戦)に突入。
【第11エンド】
先攻は日本。日本スキップ藤沢が最終投でクリアなハウスにNO・1を置く。中国スキップ王氷玉が最終投でドローショットを決め1点。中国7-6日本。中国の勝利が決定する。
第1エンド、得点を奪い笑顔でタッチする藤沢(右)と吉田夕
第2エンド、ショットを放つ藤沢
第2エンドを終え、作戦を練る(左から)鈴木、藤沢、吉田夕、吉田知
第3エンド、ショットを放ち、指示を出す吉田知。左は吉田夕、右は鈴木
第8エンド、ショットを放つ吉田夕。左は吉田知、右は鈴木
第9エンド、中国のショットを見る藤沢(奥左)と吉田知(同右)
延長の末に中国に惜敗。