<独自>韓国・イラン・中国全域を入国拒否の対象に。
2020.3.5 15:00 産経新聞
政府は5日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染を防ぐ水際対策として、
入国を拒否する対象を韓国とイラン全域に滞在歴のある外国人に拡大する方針を固めた。
中国人は日本の入国に必要な査証(ビザ)の発給を停止し、事実上中国全土からの入国を
拒否の対象とする。5日夕の国家安全保障会議(NSC)の会合で確認する。
中国から帰国した日本人も全員検疫の対象とする。
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厚生労働省HPより
水際対策の抜本的強化に向けた更なる政府の取組について(検疫の強化)(3月6日閣議了解)
中国、韓国から来航する航空機等で入国する方すべての方について、健康状態に異常の
ない方も含め、検疫所長の指定する場所(自宅など)で14 日間待機し、空港等からの
移動も含め公共交通機関を使用しないことをお願いすることになります。
このため、入国前にご自身で入国後14 日間の滞在先と、空港からその滞在先まで移動
する手段(公共交通機関以外)を確保していただく必要があります。
入国の際に、検疫官によって、14 日間の滞在先と、空港から移動する手段について
検疫所に登録いただくことを予定しています。
加えて、現在、流行地域として入管法に基づく入国制限の対象となっている地域(※)に
滞在歴のある方については、これまでと同様、全員にPCR 検査の実施と、保健所等による
定期的な健康確認を実施させていただくこととしています。
(※)入管法の入国制限対象地域
中国:湖北省及び浙江省全域
韓国:大邱広域市及び慶尚北道(清道郡、慶山市、安東市、永川市、漆谷郡、義城郡、
星州郡、軍威郡)
イラン:コム州、テヘラン州、ギーラーン州
新型コロナウイルス感染症の拡大防止に係る上陸拒否について(3月6日現在) [PDF]