武漢の原因不明のウイルス性肺炎、病原体は新型コロナウイルス
2020-01-09 14:53:58 中国網
武漢市で発生している原因不明のウイルス性肺炎の病原鑑定の進展について、病原検査結果
初歩評価専門家チームは次の情報を発表した。
実験室は7日午後9時、新型コロナウイルスを検出し、同ウイルスの全ゲノム配列を入手した。
核酸検査方法により、15人が新型コロナウイルスの陽性と確認された。ある陽性の患者から分離
された同ウイルスを電子顕微鏡で観察したところ、典型的なコロナウイルスの形態を示した。
専門家チームは、今回の原因不明のウイルス性肺炎の病原体は、新型コロナウイルスと初歩的に
判断できるとした。同ウイルスへの理解を深めるため、さらなる科学研究が必要だ。
中国の原因不明肺炎、新型コロナウイルスと関係-SARSと異なる
2020年1月9日 11:46 JST Bloomberg Kristen V. Brown
・CCTVが専門家の初期調査結果を引用して報道
・発症者の一部は鳥類やウサギ臓器も売られていたとされる市場に勤務
中国湖北省武漢市で広がる原因不明のウイルス性肺炎は、これまで特定されていなかった新型
コロナウイルスと関係していると中国中央テレビ局(CCTV)が伝えた。
CCTVは専門家の初期調査結果を引用し、重症急性呼吸器症候群(SARS)の原因となった
コロナウイルスとは異なるウイルスが関係し、さらなる調査が必要だと報じた。
世界保健機関(WHO)はこれより先、武漢市の肺炎について新型ウイルスが病原体である可能性を
指摘していた。
WHOは病原体の最終特定にはさらに総合的な情報が必要だと説明。中国当局を引用して人から
人に簡単には感染しないとしていた。
武漢市では先月12日に初めて患者に症状が表れてから数十人が発症。一部は鳥類やヘビ、ウサギの
臓器なども売られていたとされる海産物市場で働いていた。
タイ・バンコクの空港で武漢から到着した乗客の体温を測る衛生当局者(8日)