中国メディア:韓国世論が激怒? 日本の政府が平昌五輪前に作った「韓国生活ガイド」を見てみよう
2018-02-18 16:12 Searchina
中国メディア・東方網は16日、日本の外務省が平昌冬季五輪前に発行した「韓国生活ガイド」の内容を紹介する記事を掲載した。
記事は「外務省が平昌五輪開幕前に、27ページに渡る『韓国生活ガイド』の冊子を発行した。この『オフィシャル教科書』の
内容に対し、韓国のメディアや世論から強烈な不満が巻き起こった」と紹介。
そのうえで、内容について韓国メディアが「27ページの内容を一言でまとめると、『韓国は寒いうえ犯罪が多い国である』と
いうことになる」と評したことを伝えている。
そして、実際の「韓国生活ガイド」の記述を写真とともに紹介。
「江原道は韓国内で最も寒い地域であり、大会期間中の2月、3月は夜間にマイナス20度近くに冷え込むことがあります」、
「競技観戦に当たっては万全の防寒対策をとるようにしてください」、
「韓国における犯罪発生率は日本よりも高いことから,競技会場周辺での窃盗や置き引きなどの被害に遭わないようご注意ください」、
「主な犯罪の発生リスクを日韓で比べると,殺人が日本の約2.5倍、強盗が約1.2 倍,強姦が約13倍,強制わいせつが約6.4
倍となっています」
などの記述が見受けられるとした。
さらに、防寒対策として帽子、フェイスマスク、マスク、手袋、ポンチョ、カイロ、ひざ掛けなど20種類に及ぶグッズが
列挙されていることを韓国メディアが指摘し「日本は一体用意周到な国なのか、それとも過剰反応な国なのか」、「日本がこのような
過剰反応をするのは今回が初めてではない。韓国問題に対する時はいつもピリピリしている」と評したことを紹介している。
記事が紹介したのは、在韓国日本大使館発行の「2018平昌冬季オリンピック・パラリンピック安全の手引き」だ。
手引きには記事が取り上げた内容の他に、交通情報、衛生・医療情報、緊急事態における対応、連絡先などが記載されている。
犯罪やトラブルといった内容が目立つが、これは別に渡航先が韓国だからというわけではないだろう。在留邦人の安全に責任を持つ
日本大使館としては当然の注意喚起である。寒さについては、現地からのリポートや選手たちの声によって証明済みである。
むしろ、この手引きを「寒いうえ犯罪が多い」と総括してしまう韓国メディアのほうが、いささか過敏ではないだろうか。
<韓国報道>日本の「防寒準備物」…「日本人の決定不安が完ぺき主義に」
2018年02月16日07時09分 中央日報
平昌(ピョンチャン)オリンピック(五輪)開幕前から日本外務省が配布している韓国に対する安全案内リーフレットが問題に
なった。韓国を一言で「犯罪が多く寒い国」と描写した表現のためだった。
問題になった資料は日本外務省と駐韓日本大使館が昨年末から配布しているA4用紙27枚分の「2018平昌冬季オリンピック・
パラリンピック安全の手引き」。この序文から「江原道は、韓国内で最も寒い地域であり、大会期間中の2月、3月は夜間にマイナス
20度近くまで冷え込むこともあります。このため,観戦に当たっては万全の防寒対策をとるようにしてください。
(中略)また、韓国における犯罪発生率は日本よりも高いことから、競技会場周辺での窃盗や置き引きなどの被害に遭わないよう
ご注意ください」という文言がはいっている。
表紙を含めて全27ページに達する詳細内容の途中に「殺人が日本の約2.5倍、強盗が約1.2倍,強姦が約13倍、
強制わいせつが約6.4 倍となっています」という内容も論争を呼んだ。だが、韓国人とは違い、日本人の間で話題になったのは
別途作成された防寒対策の文書だった。
「風が吹くと、体感温度は実際の温度より5度以上低く感じます。このため、競技観戦に当たっては万全の防寒対策をとるようにして
ください」と始まる関連の指針は20個近い準備物リストを「参考」として提示している。
▼耳付きニット帽/目出し帽▼イヤーマフス▼マスク▼ネックウォーマー▼フード付きダウンジャケットフード型ダウンジャケット(※ジャケットの下にはヒートテック、フリース等の素材によるレイヤールック要)▼厚手の手袋(スキー用等)▼風防ズボン▼ロングジョーンズ(腰下インナー)▼ウールソックス/レッグウォーマー▼防寒ブーツ/防寒オーバーシューズ▼カイロ(含:足用、要すれば充電バッテリー用のカイロも)▼膝掛け毛布▼ホットドリンク用の保温力の高い水筒/ポット(ただし、開会式・競技会場への飲料、タンブラー、ガラス容器の持ち込みは禁止)▼携帯電話の充電バッテリー--。
ソウルに滞在中のある日本人は「大使館次元でこのような準備物を提示するなど、防寒対策を研究しているところがやはり日本らしい」
とし「防寒対策を万全にするよう呼びかける大使館の意図とは裏腹に、このような情報を見た日本人は極寒の韓国に行きたいとは思わな
いようだ」と話した。
「日本は準備を徹底する国か、そうでなければオーバーな国か」に対する論争は今更のことではない。
在大韓民国日本国大使館 発行