カリフォルニア当局 ダムの修理費の見積もりを出す
2017年02月15日 18:09 SPUTNIK
決壊の危機にある米カリフォルニア州のオーロビルダムの修理費は、2億ドルとなる可能性がある。AP通信が、カリフォルニア州水資源局の情報を引用して報じた。
11日の豪雨の後、カリフォルニア州オーロビル市にある米国で最も高いダムの水が、穴が開いた放水路から流れ出した。
先にカリフォルニア州当局は、オーロビルダム決壊の危険度を「避難準備情報」に引き下げ、避難者およそ20万人に帰宅を許可した。
トランプ米大統領は、ダム決壊の危機を受け、カリフォルニア州に連邦政府の支援を提供した。
オロビル・ダムの放水路の中央に開いた穴。これにより、米カリフォルニア州水資源局は放水を一時停止し、2月11日土曜日の朝にダム完成以来初となる緊急用放水路の使用に踏み切る。だがそれも破損し、住民に緊急避難命令が出される事態に。
オロビルダムの放水によって水に漬かった米カリフォルニア州リバーベンドパークの建物(2017年2月13日撮影)
こんな年もあったんですね。
2014年に撮影した、オロビル湖ビッドウェル・マリーナのボートをおろすコンクリートスロープ。
オロビル湖ビッドウェル・マリーナのボートをおろすコンクリートスロープ。この年、湖の水位は記録的に低く、干上がった湖底が左右に広がっている。