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レバノンが小麦、燃料、医薬品購入のために、40億から50億ドルの融資を求める:財務大臣

2020-01-25 22:45:51 | 国家経済・株式市場・為替・金融

レバノンが小麦、燃料、医薬品購入のために、40億から50億ドルの融資を求める:財務大臣

23 Jan 2020  ABAB NEWS

ガジ・ワズニ財務大臣

 

ベイルート:レバノンは、小麦、燃料、医薬品購入の資金を賄うため、

40億から50億ドルのソフトローンを国際援助機関から確保することを検討していると、

レバノンの新聞ザ・デイリー・スターが、ガジ・ワズニ財務大臣の木曜日の発言として

引用した。

 

レバノンは木曜日、新しい内閣を組閣し、これにより信頼を回復し、深刻な経済危機の中、

外国の援助機関から緊急に必要な資金を確保したい考えだ。

 

「我々は国際援助機関に対し、小麦、燃料油、薬の購入資金を賄うため、

40億から50億ドルのソフトローンをレバノンに提供するよう要請する」と、

ワズニは語った。

 

「この資金投入は、1年分の国のニーズを賄い、米ドルの取り付け騒ぎを抑えることにも

つながる」と彼は付け加えた。

 

急激なドル不足により、銀行は預金引き出しや送金に規制を課すこととなり、

レバノンポンドを直撃、インフレを加速させた。

 

ハッサン・ディアブ首相は木曜日、深刻な負債を抱えた同国が支援を求めることを

検討している中、複数の外国大使との会談を設定した。首相は3月に満期となる

12億ドルの債務を含め、満期となっているユーロ債をどう処理するのか、決断しなければ

ならない。

 

レバノンは2018年の国際会議で、諸改革を条件に110億ドル以上の支援を取り付ける

ことができたものの、これらの改革は現在のところ実施には至っていない。



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