米防衛相、日本に核の傘提供を約束
2017年07月06日 11:43 SPUTNIK
北朝鮮が4日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受けて、マティス米国防長官と日本の稲田朋美防衛相は5日、
電話会談した。共同通信が報じた。米国防総省が会談内容を明らかにした。
マティス氏は、日本防衛の「揺るぎない責務」を確認、「核の傘」を含む拡大抑止力の提供を約束した。また、マティス氏は
「米国の最大限の能力」を使って日本を守ると強調した。
両氏は北朝鮮の脅威に対処するため日米韓3カ国の連携を強化することでも合意した。
北朝鮮が4日に発射した弾道ミサイルについて韓国の軍事専門家は「火星14」は高度2802キロに達し、
飛距離は933キロを超えたと指摘している。
聯合ニュースは、「専門家らは、北朝鮮が開示した高度と飛距離に関するデータが現実に即していれば、通常の発射の場合、
問題のミサイルの飛行く距離は8000キロを超える」と報じた。もしこのようなミサイルが北朝鮮・元山港周辺から発射された場合、
ハワイの標的だけでなく、アラスカやシアトルにまで到達する。つまり、北朝鮮は米国本土に攻撃できる可能性を得たことになる。