2023年6月13日(火曜日)から始まった北海道高校総体陸上から始まり、6月19日(月曜日)の南・北 関東高校陸上(同一会場で実施)、全国高校IH南九州予選会終了まで
全国10会場・11ブロックで行われた全国高校総体陸上最終予選会=ブロック大会が終了し、北海道で行われるインターハイの出場予定選手が出そろいました。
自分は新潟県の陸上関係者ですので「北信越大会」の記録は常に注目してますが、それ以外のブロック大会の状況も気になるところであります。
やはり日本選手権(U20・18・16大会など)とは違ってインターハイに出場するためには「勝ち抜き戦」を勝ち上がっていかなければいけないけど、毎年南関東ブロックの男子4×400mR決勝は7位の記録レベルが高く、一部のファンからは「インターハイエントリーも標準記録制にすべきだ」なんていう声があがってきます。
まぁ、新潟県の高体連陸上の関係者もそのような声があがっているのはわかっているようですが、「夏の高校野球のように勝ち上がっていくのが夏の高校スポーツらしさだろ」という声もあるので、なかなか標準記録化は難しいといったところではないでしょうか?
しかし、同一会場で行われた関東高校陸上男子4×400mR 北と南でレベルが違うのは明らかでした。
2023北関東男子4×400mR 決勝
6.19(月)15:20~
1) 3.14.40 東京農大ニ 群馬
2) 3.15.04 牛久栄進高 茨城
3) 3.15.95 作新学院高 栃木
4) 3.16.37 白鴎大足利高 栃木
5) 3.17.98 牛久高 茨城
6) 3.18.22 渋川高 群馬
7) 3.18.44 武南高 埼玉
8) 3.18.84 伊奈学園総合高 埼玉
2023南関東男子4×400mR 決勝
6.19(月)15:30~
1) 3.10.31 城西大附城西高 東京
2) 3.10.53 市柏高 千葉
3) 3.10.54 相洋高 神奈川
4) 3.11.36 法政二高 神奈川
5) 3.12.51 市船橋高 千葉
6) 3.12.60 日本工大駒場高 東京
7) 3.13.30 東海大附市原望洋高 千葉
8) 3.13.74 明大附中野高 東京
※ 6位までがインターハイ出場権獲得
今時点でこちらに入っている情報だとこの南関東決勝のタイムで、東海大望洋は今季日本高校ランキングにおいて、(インターハイ不出場組も含めて)全国16番目、明大中野は19番目に位置されていますが、南関東で7・8位になってしまってはインターハイに出場できません。ここが勝ち抜き戦の厳しいところですが、それでも「インターハイエントリーは参加標準記録にすべきだ」という声があがってるんですよね。
まぁこの他にも、北信越ブロック大会の優勝記録と近畿インターハイの7位記録(一部種目は5位)が比較されることもあり、その件で言うと北信越女子が非常に「近畿の7位」などに対して記録レベルが低いと言われる種目がありますね。
女子400m 決勝
北信越大会優勝記録 56.92
近畿大会7位の記録 56.26
女子5000m競歩 決勝
北信越大会優勝記録 25:02.36
近畿大会7位の記録 24:58.70 (5000m競歩は男女とも5位までがインターハイに出場)
女子走高跳 決勝
北信越大会優勝 1m61
近畿大会7位 1m65
女子三段跳 決勝
北信越大会優勝 11m98(+1.2)
近畿大会5位 12m22 (※ 女子三段跳は4位までがIH出場)
このような感じで、今年の近畿大会は悪条件のためか、上記のように北信越優勝記録が「近畿大会決勝のインターハイ不出場最高記録」に負けるという件は割と少なかったように感じてますが、それでも北信越女子走高跳は優勝者以外は1m61をクリアできていないので、インターハイ本番での「予選」のスタートの高さが1m62に設定されたらどういうことになるか? それは各自で想像願いますね。
というわけで、勝ち上がることが大事なインターハイ予選において、いかに近畿・南関東が苦労して戦っているかということも一応知っておいていただければと思います。
以上、こんなところです。
全国10会場・11ブロックで行われた全国高校総体陸上最終予選会=ブロック大会が終了し、北海道で行われるインターハイの出場予定選手が出そろいました。
自分は新潟県の陸上関係者ですので「北信越大会」の記録は常に注目してますが、それ以外のブロック大会の状況も気になるところであります。
やはり日本選手権(U20・18・16大会など)とは違ってインターハイに出場するためには「勝ち抜き戦」を勝ち上がっていかなければいけないけど、毎年南関東ブロックの男子4×400mR決勝は7位の記録レベルが高く、一部のファンからは「インターハイエントリーも標準記録制にすべきだ」なんていう声があがってきます。
まぁ、新潟県の高体連陸上の関係者もそのような声があがっているのはわかっているようですが、「夏の高校野球のように勝ち上がっていくのが夏の高校スポーツらしさだろ」という声もあるので、なかなか標準記録化は難しいといったところではないでしょうか?
しかし、同一会場で行われた関東高校陸上男子4×400mR 北と南でレベルが違うのは明らかでした。
2023北関東男子4×400mR 決勝
6.19(月)15:20~
1) 3.14.40 東京農大ニ 群馬
2) 3.15.04 牛久栄進高 茨城
3) 3.15.95 作新学院高 栃木
4) 3.16.37 白鴎大足利高 栃木
5) 3.17.98 牛久高 茨城
6) 3.18.22 渋川高 群馬
7) 3.18.44 武南高 埼玉
8) 3.18.84 伊奈学園総合高 埼玉
2023南関東男子4×400mR 決勝
6.19(月)15:30~
1) 3.10.31 城西大附城西高 東京
2) 3.10.53 市柏高 千葉
3) 3.10.54 相洋高 神奈川
4) 3.11.36 法政二高 神奈川
5) 3.12.51 市船橋高 千葉
6) 3.12.60 日本工大駒場高 東京
7) 3.13.30 東海大附市原望洋高 千葉
8) 3.13.74 明大附中野高 東京
※ 6位までがインターハイ出場権獲得
今時点でこちらに入っている情報だとこの南関東決勝のタイムで、東海大望洋は今季日本高校ランキングにおいて、(インターハイ不出場組も含めて)全国16番目、明大中野は19番目に位置されていますが、南関東で7・8位になってしまってはインターハイに出場できません。ここが勝ち抜き戦の厳しいところですが、それでも「インターハイエントリーは参加標準記録にすべきだ」という声があがってるんですよね。
まぁこの他にも、北信越ブロック大会の優勝記録と近畿インターハイの7位記録(一部種目は5位)が比較されることもあり、その件で言うと北信越女子が非常に「近畿の7位」などに対して記録レベルが低いと言われる種目がありますね。
女子400m 決勝
北信越大会優勝記録 56.92
近畿大会7位の記録 56.26
女子5000m競歩 決勝
北信越大会優勝記録 25:02.36
近畿大会7位の記録 24:58.70 (5000m競歩は男女とも5位までがインターハイに出場)
女子走高跳 決勝
北信越大会優勝 1m61
近畿大会7位 1m65
女子三段跳 決勝
北信越大会優勝 11m98(+1.2)
近畿大会5位 12m22 (※ 女子三段跳は4位までがIH出場)
このような感じで、今年の近畿大会は悪条件のためか、上記のように北信越優勝記録が「近畿大会決勝のインターハイ不出場最高記録」に負けるという件は割と少なかったように感じてますが、それでも北信越女子走高跳は優勝者以外は1m61をクリアできていないので、インターハイ本番での「予選」のスタートの高さが1m62に設定されたらどういうことになるか? それは各自で想像願いますね。
というわけで、勝ち上がることが大事なインターハイ予選において、いかに近畿・南関東が苦労して戦っているかということも一応知っておいていただければと思います。
以上、こんなところです。