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はい、今日は楠大雅さんにお越しいただいて
コロッケをつくりたいとお思います~(*^o^*)
いや、どっちかというと、
bookcafeでエプロンつけてる細腰のオーナーでお願いしたいんですけど…
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夢見ゴコチでもしっかりしてて、優しそうだし。の順番に油に
あの大雅さんて、スゴく細かそうなんですけど…
あ、ダメ、大雅さんナノね、うん、イヤっていうわけじゃないから。
だって私、叱られそうなんです。
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不安な気持ちのまま、アシスタントHと、楠大雅の料理バトルが始まった。
玉ねぎである。この玉ねぎをみじん切りすることからスタート
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のはずが、すでに二人の先には暗雲が。Hは生涯で玉ねぎをみじん切りするのは2回目。
気が気でない大雅は、Hが切り終わるまで、その場を離れられず
自分が組み立てて居た段取りどうりに行かないと、文句を言い始める。
それでも一応、みじん切りの前に揃えた材料一覧が、こちら。
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材料を揃えた人間がケチであった為、蟹缶が小さく、カニカマも隣においてあるのは、ご愛嬌。
そして、料理上手の大雅くんオススメの材料が、米粉。
牛乳の中にあらかじめ混ぜて置いて、水分を吸収させておくと、あっという間にソースのとろみがつく、という技なのである。
さあ、玉ねぎのみじん切りで涙を流し、アシスタントH、フライパンでバターを使っての炒め作業。
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ちょっと乾燥バジルを使うのも大雅のオシャレレシピなのだが、丁寧に炒めて色が変わるまで我慢といわれ、
すでに料理への興味はすっかり失せてしまっている。
次に、蟹缶とカニカマの投入であるが、大雅くんはカニカマをいれる事に最後まで抵抗していた。
ここで初めてHが押し切り、世間知らずのお坊ちゃんメと、内心ほくそ笑むのであった。
次に、米粉を溶いておいた牛乳を一気に投入。
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木べらで混ぜながら温め続けるので、焦げないように気をつけるのだ。
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ここで、大雅くんはHの手から木べらを奪い取り、素早く、満遍なく混ぜていると、ものの1分程でブクブクし、あっという間に粘りのあるソースに変身である。
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清潔なバットに流すまで、大雅くんの手にかかれば、正に見事な一連の流れであった。バットに流す直前に、クレイジーソルトと、粉チーズで味付けし、少し濃いめがいいんだよ、と大雅くん、ニッコリ笑う。
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Hは、彼に微笑みかけられ、一瞬意識が遠のくが、何とか踏みとどまる。
密着ラップをして、冷蔵庫で冷やしている間、大雅くんは、手際良く洗い物をしようと片付けを始める。
Hは慌ててその手伝いをするも、先ほどの彼の笑顔のまだボーっとしているので
また大雅に叱られるのであった。
約一時間半のインターバルの間、妙にドキドキし始めたHは、
珈琲をいれたり、テーブルを拭いたりと、自分をアピールしているつもりになっているが、
大雅の頭の中は、美味しいくカニクリームコロッケができたら、
誰を呼ぼうか、海ちゃんはきっとコロッケ好きだよな、でいっぱいなのであった。
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すっかり冷えて扱いやすくなったコロッケの種。バットに乗せたまま、等分に線を入れ、一つずつ俵型にまとめる。米粉でコーティングして、卵液、生パン粉の順に衣をつける。
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ここでも大雅くんのこだわりが発揮され、
見た目も、質量も、同等でなければ、ということで、
Hにとっては気が遠くなるほどメンドくさい作業が始まった。その結果、
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このように俵型のタネが並ぶ。
小さめの鍋に油を多めに入れた大雅くん、コロッケの揚げ方のコツはね、
ちゃんとコロッケが浮き上がるくらいの油を入れてることなんだよ、と再びキラースマイル。
そして、浮き上がるまで、触らないんだよ、とまたまた、目がキラキラ。
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大きく作ったので、3分ずつくらいかけて揚げ、出来上がり。
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Hは、ちょっとうるさくてムリー、なんて途中思ったことなどすっかり忘れて、
今度会う時は絶対大雅くんに連絡先を聞こうと決心していたが、
その後、彼女が楠大雅に会うどころか影さえ見ることは二度と無かった。
追記
えーと、潤さま、モトイ、楠大雅くんはカフェエプロンもとってもお似合い。
でも気がかりなのは、お料理していらっしゃる時って、お腹のあたりはは汚れないんですか?
ハア、だいじょぶ?
してみると、私がお腹が出てるから普通のエプロンでないとダメなのか知らん(^◇^;)