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主夫の徒然なるままに

(続)キャンセルできなかった旅館へ 大分九重旅行(2)

  翌朝8時、朝食を食べ終えた時に電話が鳴った。昨日の旅館からだ。「キャンセルするんですか、しないんですか? 他の客の準備があるんですが。」

 楽天トラベルのキャンセルボタンは押してないので、そのまま予約となっているのだから、キャンセルしていないのはわかっているはず。もちろん連休の土日だから、もし、キャンセルなら他の客に部屋を提供したいのはわかるが、その上からのものの言いようにちょっとカチンときた。「キャンセル料がもったいないので泊まります」でも、大丈夫かなぁ、このホテル(旅館)。不愉快極まりない。そして、ゆっくりと、且つ詳しく、口コミを見てみた。愕然!「大分九重旅行(1)参照」

 そんな不安をよそに5歳児は、「あと何回寝たら旅行?」と毎日、期待に胸膨らませて母親に聞いている。幼児が楽しめる旅行になるように計画をたててみた。

 出発当日、ゆっくり昼前に出発。思ったより、車の量が多く、渋滞にもはまる。途中の昼食も思いのほか時間がかかってしまった。少し、予定を変更して、美味しいソフトクリームを最初に食べることにした。ところがそのお店、電話番号や住所を入力しても、あいまいな位置しかナビが反応しない。とにかく、近くまで行けば何とかなるだろうと言うのが、大間違いの始まり。

 道が曲がりくねって、くねって、だいじょうぶ?で、到着したのが、九酔峡。きれいな滝と大きな下駄、さらに、きつねと鬼の化粧をした店員のいるお土産屋さん。不思議な空間に迷い込んだけれども、そのまま進めば「九重“夢”大吊橋」とのことで、たぶんそこにはソフトクリームがあるだろうと計画変更。


 この橋に来るのは3回目になる。できたての頃(2006年)には、大渋滞の中を抜けて到着。2回目は会社の慰安旅行中に立ち寄り。社長曰く、「こんなもん作って何になる、こんなところに何しに観光に来る」
3回目の今日、まわりはほとんど中国人と韓国人、それに数組のはしゃいでいる20代の若者たち。駐車場もがらがらだった。ただし、ソフトクリームは値段も安く、とても美味しかった。反対側の蝶々の写真スポットはインスタ映えする。それなりに楽しめた。


 さて、目的の旅館へ。午後3時に到着予定で申し込んでいたが、5時は過ぎるようなので、電話を入れる。あの横柄なおばちゃんがでたら、いやだなぁと思っていたら、若い女性が丁寧に対応してくれた。よかった。

 到着してみると、駐車場は満杯、旅館も満室ときかされた。連休だからだよね。でも!

(次回に続く)



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