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主夫の徒然なるままに

雲仙一泊旅行に行ってきました(1)

 6歳の孫と小学生になるまでに遊園地に行く約束をしていたので、プランをたてることにした。
 大分ハーモニーランド、城島高原パーク、長崎ハウステンボスと毎年のように楽しんだので、今回は、熊本グリーンランドに焦点を当ててみた。隣接するホテルベルデは、若いころに妻と宿泊したホテルで、楽しかった思い出がよみがえった。

 このホテルで宿泊すると2日間グリーンランドの入場料が無料になるという特典付きで、これはうれしい。ただ、6歳の孫娘には、少し過激な遊園地かもしれないと調べてみることにした。2月28日(金)からの一泊である。2月は、多くのジェットコースターや大観覧車などが休止中であった。冬季ということで終了時間が16時と早い。過激なものに乗れないにしても、タイトな1日目の時間と遊具の選択の狭さがちょっとクエスチョンとなる。入園料は無料でもフリーパスは一日2,000円~4000円弱必要であり、ちょっと躊躇してしまった。

 そこで他の観光地を探してみることにした。「じゃらん」でいろいろ見ていると「雲仙みかどホテル」がヒットした。以前TVで「カニ食い放題」を宣伝している番組を思い出した。「カニ食べたいなぁ」の気持ちが爆発。途中、太良の牡蠣小屋で牡蠣も食べれるかもしれないと思い出して、詳しく見てみた。

 5000円の割引クーポンあり、部屋に露天風呂がついている。3人で5万円を少し超えているが、5千円引きならリーズナブルかもと感じる。ただし、小さい孫娘には、やはり、遊園地だろうか。そして天気は?と考えながら決断できずにいた。

 遊園地では、身長120㎝以上や小学生以上、年齢65歳以下など限定遊具が多く、結局どの遊園地でも乗れる遊具ばかりになってしまう。では、雲仙では何が楽しいか調べてみる。私個人は、やはり「かに食い放題」「酒飲み放題」であるが、6歳児はカニなど興味はないだろう。では、興味ありそうなものを探してみる。まず、船に乗ったことがあまりないので、熊本からフェリーに乗ること。イルカウォッチングで船に乗ってみること。雲仙岳のロープウェイに乗ること。雲仙地獄めぐりをすること。島原城の訪問、などを考えてみた。帰りは、牡蠣小屋かな。

 いろいろ悩んだ結果、雲仙行きにしようと再度じゃらんでホテルの予約へ進むと、なんと直前割でさらに7000円引きとなり、5万円台が3万円台となった。あれこれ悩んだ結果がラッキーにつながった。

 有明フェリーのホームページを探し、乗船時間や料金などを調べてみた。1時間に一本程度の出航であり、料金は、軽自動車で平日は2,000円、同乗者500円、幼児無料。北九州市から佐賀長崎経由で高速を走るよりは楽だし、初めての経験なので楽しみでもある。予約をしようと思ったが、予約するほどでもないらしく。早く着いたとき、遅くなった時を考え予約なしで行くことにする。この船では、以前、予約した人には、かっぱえびせんがもらえたとあった。船についてくるカモメの餌らしい。そこで、急遽、スーパーでカッパえびせんを多めに買って準備、どうなることか。

 当日朝、雨。ちょっと残念だが、9時出発。2時間半で到着の予定。飯塚方面から最近できたコストコ小郡倉庫店の横を通って高速に乗る。順調に走っていけると思っていたが、高速での事故のため渋滞、それも10キロの渋滞とあってかなりのノロノロ運転を強いられた。予定より40分程度遅れて有明フェリー 長洲港ターミナルに到着。待ち時間が30分程度あるのでどこかで昼食をとろうと思っていたが、レストランらしきものが全くない。そこで、コンビニでおにぎりを買って食事とした。出航しはじめるとカモメが続々とついてくる。フェリーの一番上にでて、買ってきた「かっぱえびせん」を投げてみる。ものすごい数のカモメが飛来する。怖いくらいに飛んでくる。孫娘は、大興奮でえびせんを投げ与え続ける。逃げまどいながら、叫びながら、大声を出しながら、夢中で餌を与え続ける。楽しく楽しくて、餌がなくなるまで30分以上たのしんでいた。 (続く)



  <有明フェリーのかもめ>
  






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