追加と改訂しました。 2022.03.28
聖なる数 3波状突起口縁の土器は
土器だけでは無い、土偶にも、土器の文様にもこの数は表されていた。
三本指とは何か
またチャイナの三足鬲との関係はどのようなものなのか
何故重用されていたのか
3 という数は特別なインパクトをもたらしたものと考える
それは太陽暦と太陰暦をシンクロさせることが出来る数であるから
太陽暦の四立 45日 45日/3 15日
太陰暦の1月 30日/2 15日 1弦 上弦と下弦の二分
3と言う数のマジックにより暦はシンクロする
縄文時代にそれまで地域 海辺と内陸 により独立に平行利用していた暦が、この数により一つに重なることが分った。太陽と月という二つの天体の運動が 3により繋がることが解ったから。
それは立春観測により月の相 12弦の暦と太陽暦の二十四節気の暦が重なることが分ったから
朔旦立春の観測、それも19年毎にシンクロすることでだった
これにより太陽暦に月の相を合わせることが出来て、太陰暦が太陽の季節とズレること無しに利用することが出来るようになった。
歴史時代においても、冬至を元にする太陰太陽暦の使用では季節とのズレが避けられなかった。
この問題点を消去する方法は、毎年の立春の時に月の相を観測して、太陰暦の開始日を合わせること、この方法に限られる。3波状突起口縁の土器の存在により、縄文時代中期頃にはこの事が知られていたことを記録していた。
引用ーーーーーー
メトン周期と一九年七閏の法 ギリシアでは、はじめ、八年に三回のうるう月を置く方法が行われていたが、西暦紀元前五世紀の天文学者メトンのときに、一九年に七回のうるう月を置く方法が採用された。一九年は、太陽年のはじまりと、朔望月のはじまりが、かなり正確に一致する周期で、メトンの名をとって「メトン周期」とよばれる。
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周期†
19年周期†
19年 (章法、メトン周期 Metonic cycle)
平均的な1年の長さが太陽年に近づくよう、19年に7回うるう月を挿入します。いわゆる十九年七閏です。
365.2422×19≒ 29.530589×(19×12+7)
19年後の月の満ち欠けはほぼ同じになります。
古代中国暦では19年を1章と呼び、この周期に従ってうるう月を挿入していました。これを章法といいます。
四分暦では1太陽年=365.25日としており、1朔望月=365.25×19÷(19×12+7)≒29.53085日となります。
あくまで近似的な関係ですから、後にはこれに従わずより正確な暦法が現れます。これを破章法と呼びます。
章法
76年 (カリポス周期 Callipic cycle)
ユリウス暦や四分暦のように1年の長さを365.25日とすると、19年ではうるう年の周期が循環しません。
そこでその4倍の76年をとることで、76年に28回うるう月を挿入することにしたものです。
つまり、1朔望月=365.25×76÷(76×12+28)=29+499/940≒29.53085日です。
メトン周期とカリポス周期はどちらも太陽年/朔望月=235/19であり、中国暦法的には章法に分類されます。古代ギリシャの天文学者ゲミノスに沿って整理すると、
メトン周期は、
19太陽年=235朔望月は小の月110個と大の月125個、すなわち110×29日+125×30日=6940日。
ここから、1太陽年=6940÷19=365+5/19日、1朔望月=6940÷235≒29.5319日となります。
これらの数値はAntikytheraの機械でも確認することができます。
カリポス周期は、メトン周期の4倍から1日減らし、
76(=4×19)太陽年=940(=4×(19×12+7))朔望月=(4×110+1)×29日+(4×125-1)×30日=27759日。
ここから、1太陽年=27759÷76=365.25日、1朔望月=27759÷940≒29.53085日となります。
同様に、ヒッパルコスは1年の長さを365.25日より1/300日短いとしたので、さらに4倍して1日減らし、
304(=4×4×19)太陽年=3760(=4×4×(19×12+7))朔望月=(4×(4×110+1)+1)×29日+(4×(4×125-1)-1)×30日=111035日。
ここから、1太陽年=111035÷304=365.24671日、1朔望月=111035÷3760≒29.530585日となります。
その他の周期†
8年 (Octaeteris)
365.25×8=2922日=(29+30)×6×8+30×3という関係から、8年の間にうるう月を3回入れるというものです。
1朔望月=365.25×8÷(8×12+3)=29+51/940≒29.51515日と、あまり精度はよくありません。
84年
76年+8年の周期です。
1朔望月=365.25×84÷(84×12+31)=29+550/1039≒29.529355日と、あまり精度はよくありません。
ただし、365.25×84=30681日が7の倍数であり、曜日が元に戻るという利点があります。
ローマ派がイースターの決定に用いていました。
25年
古代エジプトではうるう年のない365日の太陽暦が用いられていました。
1朔望月=365×25÷(25×12+9)=29+164/309≒29.530744日となります。
関連ページ†